「アミノバイタル」カップ2013 第2回関東大学サッカートーナメント大会 1回戦 vs上武大学

この試合の戦評

二連覇をかけて挑む「アミノバイタル」カップ2013第2回関東大学サッカートーナメント大会《兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選》の初戦。
昨年も初戦の埼玉大戦で苦戦しただけに、難しい戦いが予想された。

相手は、激戦を勝ち抜いてきた都県リーグ代表の上武大学。
前半立ち上がりこそ落ち着いたボール回しで相手を翻弄するが、隙をついた攻撃に苦しむ場面も見られた。
しかしお互いに大きな決定機は作れず、前半をスコアレスのまま折り返す。

後半開始早々、早稲田はアクシデントに見舞われる。
5分に5池西が空中戦で相手選手と競り合った際に顔面を強打、ピッチに倒れ込み試合が一時中断となる。
緊急車両での対応など、およそ25分間にわたって試合が中断された。

5池西に代わり主将の4中田が入り、早大は再び気を引き締め直す。
その後は徐々に早大がペースを掴み始め、途中出場の15秋岡が6三竿のクロスに合わせるなど、上武大ゴールを脅かす。

そして遂に後半34分、連続してCKのチャンスを得た早大。
8近藤洋のボールに6三竿が合わせるが相手GKがクリア、こぼれ球を再び6三竿が押し込もうとするが上武大DFやポストに阻まれる。
混戦の中6三竿が執念でゴールに押し込み、待望の先制点をあげる。
まさに気持ちで掴みとった得点だった。

さらに後半43分には15秋岡が上武大DFの裏へ出したボールを10榎本が拾いドリブル、GKの上を越す見事なループシュートで追加点を奪う。
試合終了間際には1年生の19山内が公式戦デビューを果たし、大きなピンチもなくそのまま試合終了となった。

月曜日の二回戦は、筑波大を下した日本大学と対戦する。

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