JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第15節 vs拓殖大学

この試合の戦評

前節、慶應大との早慶戦に敗れリーグ3連敗となった早稲田。現在リーグ10位であり、非常に厳しい状態にある。今節は、勝ち点1差で1つ下の順位につける拓殖大との一戦。残留、そしてインカレ出場に向けチーム一丸となり、必ず勝利を掴む。

前半、試合は開始早々動く。7分、早稲田12森のクロスに28駒沢がヘディングで合わせ、幸先良く先制に成功する。14分、相手にペナルティエリアに侵入されシュートを放たれるも、早稲田31上川がセーブする。早い段階での追加点が欲しい早稲田は19分、再び12森のクロスに28駒沢が足で合わせるも、相手GKに阻まれる。22分早稲田19安斎がペナルティエリア付近からシュートを放つも、相手キーパーに阻まれる。その後は互いに譲らず、拮抗した時間帯が続く。34分、相手のミドルシュートに早稲田31上川が反応し、ゴールを割らせない。前半の終盤には相手にボールを握られ、苦しい時間帯が続くも、早稲田4小倉、5鈴木のセンターバックコンビ中心に相手の攻撃を抑え、1-0で前半終了。

後半、攻勢を強めたい早稲田は2分、14田部井のクロスをフリーで受けた30杉田がシュートを放つも、決めきることができない。その後のコーナキックのこぼれ球を、19安斎、13平松が立て続けにシュートを放つが、枠を捉えられない。8分、左サイドでボールを受けた19安斎がドリブルでペナルティエリアに侵入するとそのままシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。攻撃の手を緩めない早稲田は22分、こぼれ球に反応した14田部井がシュートを放つも、キーパー正面。その後は、拓殖大に押し込まれる時間が続くが、31上川を中心とした守備で失点を許さない。36分にはコーナキックを頭で合わせられるが6大西がゴールラインぎりぎりのところでクリア。このまま最後まで集中を切らさず、2-0で試合終了。

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