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2021年 第27回関東女子サッカーリーグ 第7節 vsジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18

2021年5月30日(日) 16:00キックオフ @東伏見グラウンド vsジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18
早稲田 2 0 – 0
2 – 1
1 ジェフ千葉レディースU-18
(62分)高橋 雛
(71分)廣澤 真穂
得点 (54分)
  警告・退場  
8 シュート 7
5 GK 8
2 CK 5
3 直接FK 5
3 間接FK 1
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 21 丸山 翔子
DF 3 桝田 花蓮
DF 4 堀内 璃子
DF 17 井上 萌
DF 20 浦部 美月
DF 26 木南 花菜
DF 29 田頭 花菜
MF 8 並木 千夏
MF 28 白井 美羽
MF 30 築地 育
FW 12 黒柳 美裕
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
DF 25 藤田 智里
MF 6 ブラフ シャーン
MF 10 加藤 希
MF 14 關 陽南子
MF 23 渡邊 奈美
FW 9 廣澤 真穂
FW 11 高橋 雛
FW 15 吉野 真央
FW 27 栗田 彩令
選手交代
OUT IN
55 堀内 璃子 加藤 希
57 黒柳 美裕 吉野 真央
57 築地 育 高橋 雛
70 井上 萌 ブラフ シャーン
70 白井 美羽 廣澤 真穂

この試合の戦評

関東リーグ第7節がホームで行われた。対する相手はジェフレディースユース。前期最終節となるこの試合、勝てば開幕から7連勝となるア女。連戦に一度釘を打つべく、全員がアグレッシブに戦い抜くサッカーで臨んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。アップ前に降り続けた雨の影響でピッチは多少湿り、日差しが強いピッチ状況。それでも立ち上がりから敵陣で相手を制圧し、いい入りを見せるア女。9分、20浦部、8並木、28白井のコンビネーションでバイタルに侵入するもシュートには至らない。12分、12黒柳を筆頭に前線からプレッシャーをかける。高い位置で4堀内がボールを奪取し、ショートカウンターを試みるもラストパスは流れてしまう。その後も、バイタルエリアをしっかり固めてくる相手を崩すことができず、苦戦する。18分、右からの相手FKを一度はヘディングで返すものの、セカンドボールを拾われ、クロスを上げられる。中にいる4堀内の迅速な対応によって事なきを得る。スコアレスで試合は続く中、徐々に相手の時間帯が来る。24分、左サイドを崩されるも、29田頭のカバーリングによって背後のスペースを遮断する。給水を挟み、再度攻撃を図る。高い位置でビルドアップをし、29田頭から26木南へのロングフィードは相手の背後へと流れ、右サイドでの攻撃時間が増える。31分、26木南からの横パスは28白井へ。28白井のターンは相手を振り切り左足で豪快にシュートを放つ。しかし、相手GKの好セーブによりネットを揺らすことはできない。残り10分、自分たちのミスから相手にボールが渡り自陣に進入される時間帯が続くも、3桝田を中心にゴールを死守し、前半終了。0-0でHTを迎える。

HTでは、ボールを持ったときの精度について再確認をした。また、1人1人が少しの気遣いで味方を助けるプレーに繋がること。少しずれてしまえば、ピンチに繋がってしまう危険性があること。味方のために自分たちができるプレー選択の質を高めて、後半に臨む。

後半は相手ボールでキックオフ。立ち上がりから圧倒した守備により、敵陣でのボール奪取からシュートまでのシーンが増える。46分、前線からのプレッシャーの流れで、8並木がボールを奪い、そのままシュートを放つもゴール上へと外れる。53分、相手CBから左サイドにロングボールを入れられてしまい、背後を取られる。そのまま、相手SHにシュートを打たれ、失点。0-1となり、追いかける展開が始まる。55分、4堀内の負傷により、4堀内→10加藤の交代を行う。さらに56分、12黒柳→15吉野、30築地→11髙橋の交代を行いゴールを奪いに行く姿勢を見せる。一進一退の攻防の中62分、3桝田、8並木、20浦部で左サイドを崩し、最後は11髙橋へ。ペナルティエリア外で打ったシュートは華麗な弧を描き、サイドネットに吸い込まれ同点。1-1と試合は振り出しに戻る。63分、中盤でのパスミスからショートカウンターを喰らい、GKとの1対1をつくられるものの、21丸山の好セーブによりゴールを奪わせない。69分、17井上→6ブラフ、28白井→9廣澤の交代を行う。同分、11髙橋と9廣澤2人のコンビネーションによりバイタルに進入し、最後は9廣澤が右足を振り抜き2-1。交代からわずか3タッチで得点を奪い逆転。その後も攻撃を絶やさないア女。相手はカウンター狙いの攻撃を仕掛けてくるが、守備陣の集中したプレーでゴールを奪わせない。最後まで拮抗するが、2-1で試合終了。関東リーグ7連勝を飾った。

先制点を許すも、後半に怒涛の攻撃で逆転に成功したゲームだった。上手くいかない時間帯も多々あったが、全員で掴み切った勝利には大きな価値がある。そして今日をもって5月の連戦が終了した。今までにないスケジュールで闘い抜いた力は、今後、チームへのさらなる活力へと変化していくだろう。一度、関東リーグは休戦となるが、更なるレベルアップのためにも、もう一度チーム内で競い合っていきたい。

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