早稲田 | 1 | 1 – 0 0 – 0 |
0 | レッズ |
---|---|---|---|---|
(5分)築地 育 | 得点 | |||
警告・退場 | ||||
4 | シュート | 7 | ||
7 | GK | 7 | ||
2 | CK | 4 | ||
4 | 直接FK | 5 | ||
11 | 間接FK | 1 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 3 | 桝田 花蓮 |
DF | 17 | 井上 萌 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
DF | 26 | 木南 花菜 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
MF | 30 | 築地 育 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 12 | 黒柳 美裕 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 21 | 丸山 翔子 |
DF | 25 | 藤田 智里 |
MF | 8 | 並木 千夏 |
MF | 14 | 關 陽南子 |
MF | 24 | 大森 美南 |
MF | 31 | 澤田 美海 |
FW | 11 | 高橋 雛 |
FW | 15 | 吉野 真央 |
FW | 27 | 栗田 彩令 |
分 | OUT | IN |
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79 | 黒柳 美裕 | 並木 千夏 |
84 | 廣澤 真穂 | 吉野 真央 |
90+1 | 白井 美羽 | 高橋 雛 |
この試合の戦評
関東リーグ第5節、三菱重工浦和レッズレディースユース戦がアウェイで行われた。週末の連戦が始まって2週目。相手の特徴を分析し、前線からの圧のある守備と、相手を動かし連携したプレーでゴールを目指す攻撃を意識して試合に臨んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。立ち上がりから厳しく相手にプレッシャーをかけていく。前半5分、相手のスローインに対して12黒柳がしっかりプレッシャーをかけ、17井上のパスカットにより前向きでボールを奪う。そこから17井上→9廣澤→28白井とテンポよく回し、左サイドから中央に走りこんできた30築地へ絶妙なパスが通る。ファーストタッチで相手のディフェンスラインを抜け出し、冷静にシュートを決める。ア女の1本目のシュートでの得点により早い段階で先制点を挙げる。その後も勢いを止めないア女。プレッシャーをかけ続け、ディフェンスラインをきちんと調整してオフサイドを取り、相手に思うようにプレーをさせない。ベンチからも多くの声かけでチームを盛り上げ、良い雰囲気で試合を進める。すると20分、サイドの高い位置でボールを奪ったところからスムーズな攻撃で前進し、ペナルティエリア付近でFKを獲得する。3桝田が直接ゴールを狙うも、惜しくもゴールポストに当たり追加点は得られない。23分には、右サイドからのスローインを30築地がヘディングでゴール前へ送り、12黒柳が強烈なシュートを放つも枠を外れる。40分、中央でパスを受けた9廣澤がドリブルで運び、放ったシュートは相手に当たりCKを獲得する。17井上から絶妙なボールが入り、20浦部がヘディングで合わせるも、相手キーパーにキャッチされる。果敢に攻撃を続けるア女だが、決定機を作ることができず、1-0のまま前半終了。
積極的に攻め続けるもなかなかシュートまで行くことができずに前半を終えたア女。HTには、攻撃の時の味方同士の距離感や、背後を狙ってくる相手に対するマークの受け渡し、前線からの守備の強度をさらに上げてしっかりと奪い切ることなどを確認した。
得点を重ねたいア女だったが、後半は相手に攻め込まれるシーンが増える。49分に相手にCKを与えてしまう。ゴール前での混戦となるが、最後は20浦部が大きくクリアしピンチを凌ぐ。守備でボールを奪い切り攻撃に繋げたいア女は、55分、相手キーパーのキックを17井上がヘディングで返し、セカンドボールを拾った12黒柳からゴール前の30築地にパスが通る。そのままシュートを放つが枠を捉えられない。同点に追いつきたい相手は勢いを増してくる。66分には、自陣でボールを奪われ、そのまま中央を突破されてしまう。相手がドリブルでア女のディフェンスラインを越えようとボールを運んできたところで、1近澤が素早く反応してボールをキャッチしシュートを打たせない。79分に12黒柳→8並木、83分に9廣澤→15吉野の交代を行い、前線でボールを収めて時間を作り、流れを変えようと試みる。しかし相手の勢いは止まらず、89分には、CKを与えてしまう。なんとか失点は免れたものの、最後まで一瞬の気の緩みも許されない緊張感に包まれる。91分に、28白井→11髙橋の交代を行いその後も相手の必死の攻撃が続いたが、なんとか抑えきり1-0で試合終了。
耐える時間帯も多い試合だったが、ボールを失った後の素早い切り替えや体を張った守備で無失点に抑えることができた。攻撃でも意図的に良い形を作ってチャンスを多く生み出すことができた。しかし、シュートまで打ち切ることや奪った後に失わずにボールを繋ぐことができないシーンがまだまだ見られた。攻守ともに最後までやりきることを意識してさらにレベルアップしていきたい。
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