早稲田 | 1 | 0 – 0 1 – 1 |
1 | 群馬FC |
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(52分)高橋 雛 | 得点 | (90分) | ||
(54分)高橋 雛 | 警告・退場 | |||
5 | シュート | 13 | ||
11 | GK | 4 | ||
0 | CK | 8 | ||
9 | 直接FK | 9 | ||
4 | 間接FK | 3 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 鈴木 佐和子 |
DF | 3 | 佐々木 呼子 |
DF | 24 | 夏目 歩実 |
DF | 25 | 後藤 若葉 |
DF | 29 | 堀内 璃子 |
MF | 5 | 阪本 未周 |
MF | 7 | 高橋 雛 |
MF | 10 | 村上 真帆 |
MF | 14 | 加藤 希 |
MF | 27 | 三谷 和華奈 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 16 | 川端 涼朱 |
DF | 2 | 冨田 実侑 |
DF | 19 | 井上 萌 |
DF | 26 | 笠原 綺乃 |
DF | 28 | 浦部 美月 |
MF | 6 | 並木 千夏 |
MF | 8 | 蔵田 あかり |
MF | 11 | 松本 茉奈加 |
MF | 13 | 桝田 花蓮 |
分 | OUT | IN |
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78 | 廣澤 真穂 | 松本 茉奈加 |
81 | 三谷 和華奈 | 蔵田 あかり |
この試合の戦評
第26回関東女子サッカーリーグの最終節がホームで行われた。対する相手は群馬FCホワイトスター。皇后杯予選の決勝で敗れた相手である。また、今シーズン最後のホームでの公式戦となる。様々な気持ちが交錯する中、結果に拘り、チーム一丸となって試合に挑んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。立ち上がりから縦に速い攻撃を仕掛ける相手に対して、一人一人が献身的なプレーをし、確実に繋いでいくア女。しかし、相手の速い攻撃に苦戦を強いられる。5分には、相手にFKを与え、6分には、ゴール前で相手にフリーで持たれる。だが、決死のDFでピンチを凌ぎ、得点を許さない。一人一人の献身的なプレーが功を奏し、徐々に流れを掴むア女。12分、5阪本が鋭いクロスをあげるも、GKに難なくキャッチされる。その後もテンポ良く繋いで相手ゴールを目指す。ボールを失っても、瞬間の切り替えを素早く行いカバーし合うことで、相手陣地で制圧するようなサッカーをみせる。しかし、決定的なチャンスを中々創り出すことが出来ない。DFラインでサイドへの展開を行いながら前へとボールを配球し、試行錯誤するも、徐々に相手に押されてくる。21分には、相手に中央への正確なクロスをあげられる。その直後には、CKを与える。しかし、粘り強い守備でゴールを割らせない。その後もゴールを目指しボールを繋ぐが、相手の連動した守備に阻まれる。40分には、自陣のサイドでFKを与え、3分後には2度のCKを与えたが、堅い守備でしっかりと守り切る。前半終了間際、14加藤から7髙橋へ正確なクロスがあがるが得点には至らず、0-0のまま前半終了。
HTには、守備の球際や準備、予測の部分の精度をあげ、相手に自由に蹴らせないことを確認。それに加えて、各ポジションごとに細かい擦り合わせを行い、より集中して後半に臨む。
後半も攻守の切り替えを瞬時に行い、相手陣内でボールを保持する時間が続く。すると52分、FKを獲得。10村上が放った高いロングボールを、29堀内がヘディングで折り返す。7髙橋が反応しゴールに押し込み、遂に先制点をあげる。その後も、受け身になることなく、点を奪おうと積極的に攻めていくア女。56分には、相手にFKを与えてしまうが、GK1鈴木を筆頭に、全員で身体を張って守る。拮抗した時間が続く中、59分にはFKを獲得する。得点には至らないものの、決定機を創り出していく。しかし、相手もぶれることなく縦に速い攻撃を仕掛けてくる。67分、サイドから一気に駆け上がってきた相手を止めることが出来ずにピンチを招く。その後も立て続けにCKを与え相手ペースが続くが、GK1鈴木がしっかり弾きピンチを凌ぐ。78分、9廣澤→11松本の交代を行い、さらに攻撃へ力を入れる。11松本の強みである足の速さで裏へ抜け出し流れを掴むと、80分には、細かい繋ぎからパスをもらった7髙橋がシュート。惜しくもGKにキャッチされる。81分、27三谷→蔵田の交代を行い追加点を狙う。86分には、またも相手にCKを与えてしまう。GKが弾くも、前へクリアすることが出来ず、2度続けて相手CKとなる。嫌な時間が続く中、88分、ゴール前でのパスミスを掻っ攫われ、戻り切れずに失点。1-1の同点に追いつかれる。試合終了間際にFKを得るが、8蔵田が放った強烈なシュートは惜しくもゴール上へと外れる。1-1で試合終了となる。
全員で結果に拘り臨んだ試合であったが、同点という結果に終わった。しかし、前回敗れた相手に対し、得点をあげ、進歩を見せることができた。今後皇后杯で戦うことになる、より高いレベルの相手との試合に繋がる一歩になったことは間違いない。今回の試合をしっかりと分析、反省し、更なるレベルアップを図り、チームの形を確立させていきたい。
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