早稲田 | 2 | 2 – 0 0 – 0 |
0 | メニーナ |
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(16分)高橋 雛 (26分)加藤 希 |
得点 | |||
警告・退場 | ||||
12 | シュート | 12 | ||
4 | GK | 2 | ||
0 | CK | 5 | ||
8 | 直接FK | 10 | ||
2 | 間接FK | 3 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | 鈴木 佐和子 |
DF | 4 | 船木 和夏 |
DF | 25 | 後藤 若葉 |
DF | 28 | 浦部 美月 |
DF | 29 | 堀内 璃子 |
MF | 6 | 並木 千夏 |
MF | 10 | 村上 真帆 |
MF | 11 | 松本 茉奈加 |
MF | 14 | 加藤 希 |
FW | 7 | 高橋 雛 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 21 | 近澤 澪奈 |
DF | 17 | 真田 彩葉 |
DF | 19 | 井上 萌 |
DF | 22 | 吉野 真央 |
MF | 5 | 阪本 未周 |
MF | 15 | 黒柳 美裕 |
MF | 27 | 三谷 和華奈 |
分 | OUT | IN |
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74 | 松本 茉奈加 | 真田 彩葉 |
78 | 並木 千夏 | 阪本 未周 |
78 | 村上 真帆 | 黒柳 美裕 |
この試合の戦評
皇后杯関東地区予選の準決勝が行われた。対する相手は、ユース年代ながらも個々のスキルが非常に高い、日テレ・東京ヴェルディ・メニーナ。連日の試合となるが、決勝進出に向けより一層気を引き締めて試合に臨んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。中央を使いながら攻撃を組み立ててくる相手に対し、ア女は中央を締め前線からハイプレスをかけていき、サイドに追い込む。すると開始早々チャンスが生まれる。カウンター攻撃で11松本からボールを受けた14加藤がシュートを放つが、惜しくも枠を捉えることはできない。そこから徐々に勢いに乗るア女。17分には、相手陣地でのこぼれ球を7髙橋が拾いドリブルで持ち込む。そのままペナルティエリア付近からシュートを放ち先制に成功する。この得点により完全に主導権を握る。相手も細かいパスやワンタッチを使いながらア女ゴールに迫ってくるが、センターバックの2人を中心に、安定した守備で失点を許さない。すると攻撃陣にも火がつく。27分、右サイドでパスを受けた14加藤がカットインし、左足で豪快に打ったシュートは、キーパーの頭を越えゴールに吸い込まれる。2-0とし、相手を突き放す。しかし、相手も一瞬の隙を逃さない。ア女の自陣でのミスから相手にシュートを放たれるも、1鈴木がナイスセーブを見せゴールを死守する。2-0のまま前半は終了。
HTには、もう一段階強くハイプレスをかけるため、コンパクトな守備陣形を作ることを確認する。また前半に得点を取れたからこそ今一度、気を引き締め直し、後半に臨む。後半は、相手ボールでキックオフ。相手は前半と少し戦術を変え、前線の選手同士で連携を取り、流動的な攻撃でア女ゴールに迫る。幾度かサイドから崩されクロスを上げられるが、相手より先に反応し自由にシュートを打たせない。相手にボールを保持され、苦しい時間帯が続くア女。その中でも、FKなどの少ないチャンスを活かし相手ゴールを脅かすが、追加点を挙げることはできない。一方、相手は選手交代を行い更に攻撃に勢いをつけてくる。ア女は徐々に疲れが見え始め、セカンドボールの反応が遅くなってしまう。そこで74分には、11松本→17真田の交代を行う。守備の時間帯が続く中でも、10村上が遠目から積極的にシュートを放つなど、攻撃の意識は継続していく。79分には、6並木→5阪本、10村上→15黒柳の交代を行う。試合終盤にかけて、相手に多くのチャンスを作られ幾度かコーナーキックを与えてしまう。80+2分、相手のコーナーキックのこぼれ球から強烈なシュートを放たれるも、4船木の体を張った守備で相手の猛攻を凌ぐ。ピンチの場面は多くあったが、なんとか無失点に抑え、2-0で試合終了。
連戦という厳しい状況の中で、ピッチに立っているメンバーは1秒足りとも集中を切らさなかった。また、ベンチメンバーも80分間的確で熱い声をかけ続け、チーム一丸となって戦い抜いた結果、決勝進出を決めることができた。来週の決勝戦に向けて、また新たに攻守共に積み上げていき、4連覇を達成すべく、良い準備をしていきたい。
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