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2019年 第41回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 2回戦 vs日体大FIELDS横浜

2019年11月24日(日) 11:00キックオフ @新潟市陸上競技場 vs日体大FIELDS横浜
早稲田 0 0 – 0
0 – 1
1 日体大FIELDS横浜
  得点 (65分)
  警告・退場  
8 シュート 10
10 GK 7
2 CK 7
8 直接FK 10
3 間接FK 2
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 川端 涼朱
DF 3 中田 有紀
DF 4 小林 菜々子
DF 31 井上 萌
DF 35 船木 和夏
MF 8 高瀬 はな
MF 10 村上 真帆
MF 11 松本 茉奈加
MF 13 蔵田 あかり
FW 9 山田 仁衣奈
FW 34 廣澤 真穂
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
DF 2 冨田 実侑
DF 5 源関 清花
DF 6 佐々木 呼子
MF 7 中條 結衣
MF 17 阪本 未周
MF 32 高橋 雛
FW 30 土居 明日香
選手交代
OUT IN
78 山田 仁衣奈 冨田 実侑
78 村上 真帆 中條 結衣
90 高瀬 はな 高橋 雛

この試合の戦評

皇后杯2回戦が新潟県の新潟市陸上競技場で行われた。対する相手はなでしこ1部リーグの日体大FIELDS横浜。昨年もこの2回戦で敗退している。昨年の結果を超えるためにも、全員が気持ちを一つにして特に結果に拘り試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。試合開始序盤、ア女は自陣でのミスを防ぐ、かつ相手に勢いに乗らせないように、大きくシンプルなプレーでリズムを作っていく。また、守備ではコンパクトに陣形を保ち、前線からハイプレスをかけながら相手の攻撃の目を摘んでいく。それに対して相手は前線の2トップにボールを集め、そこを起点に両サイドに振りながらア女ゴールに迫ってくる。サイドからの厚みのある攻撃でア女は幾度かCKを取られてしまうも、集中した守備を見せ失点は許さない。ア女も少ないタッチ数でパスを回し相手を翻弄し、得意であるサイドの選手のスピードを活かしたサイド攻撃から幾度もチャンスを作る。時にはサイドバックがディフェンスラインから長い距離をオーバーラップしボールを上げてクロスを上げるが、惜しくも得点にはならない。お互い得点が奪えず拮抗した展開が続く。両チームともいつ得点が入ってもおかしくない状況だが、全員がハードワークし粘り強く戦い、得点までが一歩遠い。お互い猛攻を仕掛けるも、両者譲らず0-0で前半を終える。

HTには、攻撃時のイメージの共有、守備ではこのまま集中を切らさず相手に自由にプレーさせないように寄せを早くすることを確認し後半に臨む。後半も、前半の勢いを止めずに相手ゴールに迫る。46分、相手ペナルティエリア付近での混戦から最後は11松本がシュートを放つも枠を外す。しかし、徐々に疲れが見え始めるア女。守備では相手の動き出しに対しての対応が少しずつ遅れ、攻撃では徐々にミスが目立ち始める。相手は攻撃の手を緩めることなく、前半同様サイドからア女ゴールに迫ってくる。すると65分、ア女の右サイドを崩されクロスを上げられ、一度は16川端が弾くもこぼれ球を押し込まれ失点。粘り強い守備を見せていたア女がここで一瞬の隙を突かれ0-1となる。この得点で相手は勢いが増し、相手ペースで試合が進んでいく。勢いを取り戻すべく、78分、9山田→2冨田、10村上→7中條の交代を行う。交代して入った7中條のロングフィードや、2冨田のスピードを活かし攻撃を図るも、相手の硬い守備でなかなかゴールネットを揺らすことができない。90分、8高瀬→32高橋の交代を行い、4小林をトップに置き、パワープレーで相手ゴールに迫る。しかし、最後まで得点を取ることができず0-1で試合終了。

前半は粘り強く相手の攻撃を凌ぐも、後半に隙を突かれ失点。攻撃も特に勢いのあった前半に決め切ることができず、惜しくも2回戦で敗退となった。相手は大学生が主体のチームでありながらも、1年間なでしこ1部リーグで戦って力を着実につけていた。12月には関東リーグ最終節やインカレなど絶対に負けられない試合が多くある。この差を縮めさらにパワーアップし、最高の状態で試合に臨めるよう、またチーム一丸となって練習から取り組んでいきたい。

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