JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第19節 vs中央大学

この試合の戦評

前節勝てば残留が一気に近づく流経大戦を落としてしまい、難しい状況に追い込まれた早稲田。しかし、今節勝てば8位に浮上することができ、何が何でも勝ちが欲しい今節。

前半開始から24鈴木、11神山を中心に攻撃を進めていく。対する中央大はテンポよくパスを回し、早稲田のゴールに迫る。両チームともなかなかチャンスが作れず、時間だけが過ぎていく。すると、前半23分左サイドでスローインを受けた24鈴木が振り向きざまにクロスを上げ中で待っていた14藤沢が左足を振り抜き、シュートは惜しくもポストに嫌われる。しかし、そのこぼれ球を7栗島が押し込み、先制点を奪う。その後は中央大8を中心に早稲田ゴールに迫られるシーンが増えてくるが最終ラインを中心に気を切らさず守り続け、前半をリードで終える。

後半開始早々、右サイドからのクロスをヘディングで合わせられ、あわや失点というシーンを作られる。早稲田は奪ったボールを保持することができず、単調なロングボールを放り込む時間が続く。すると、後半18分、中央大8のスルーパスに抜け出した25に右足で流し込まれ、同点となる。なんとか立て直したいところではあるが後半22分、CKから逆転弾を許し、1-2となる。後半26分には自陣でのクリアミスを相手に拾われ追加点を奪われ、1-3と点差を広げられる。14藤沢、11神山、24鈴木に代え、35梁、8杉田、9加藤を入れ攻撃の活性化を図る。すると後半38分にゴール前の混戦から35梁が左足を振り抜き、点差を縮める。その後も猛攻を繰り広げるも試合終了。2-3で敗戦を喫した。

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