2012年 関東大学サッカーリーグ 1部 第13節 vs明治大学

この試合の戦評

試合前に土砂降りとなるなど、不安定な天候の中行われた第13節。
対する明治大学は前期完敗を喫した鬼門、結果としてまたしてもその壁に打ちひしがれることとなった。

試合は開始早々に動く。
4分、明治に左サイドの突破を許し守備網を崩されると、最後は逆サイドで待ち構えた選手がフリーでゴールに流し込み先制。
早い時間にリードを許してしまう。
その後一進一退の攻防が続くも両チーム決定機を演出できない。
しかし27分、早稲田が一瞬の隙をつき同点に追いつく。
グラウンド中央から島田から榎本にパスが渡るとそのボールを右足でシュート。
これは相手GKに阻まれるも、こぼれたボールに島田が反応しゴールへ流し込みゲット。
早い時間帯に同点に追いつき試合を振り出しに戻す。
しかし前半終了間際の39分、1失点目同様明治に左サイドの突破を許すとドリブルで切れ込んだ選手が角度のないところから強烈なシュート。
これがそのままゴールに突き刺さり明治が再びリード、そのまま前半を折り返す。

迎えた後半、早い時間に同点に追いつきたい早稲田は1年生の宮本を投入するなど果敢に攻撃に出るもなかなか決定的なチャンスを得ることができない。
1点のビハインドで時間は刻一刻と過ぎ試合も終盤に突入すると、試合巧者の明治が確実にボールを保持し試合はロスタイムに。
5分という長いロスタイムが与えられるも結局ゴールを割ることができず試合終了。
関東リーグ制覇に向けて痛すぎる1敗となった。

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