2018年 第24回関東女子サッカーリーグ 第8節 vs慶應義塾大学

この試合の戦評

関東リーグ第8節。後期リーグが開幕した。対する相手は慶應義塾大学。7月7日に行われる早慶戦を前に行われたこの試合は、お互いの意地とプライドがぶつかり合い、熱く激しい一戦となった。

立ち上がりは相手の勢いもあり、拮抗した展開となる。サイド攻撃を中心に攻撃を仕掛ける。13分には、左サイドから11熊谷が鋭いロングシュートを放つ。得点には至らなかったが、積極的にゴールを狙う。一方、相手もカウンター攻撃を仕掛けてくる。15分には、クロスを上げさせてしまい、ヘディングシュートを許す。しかし、シュートは枠外に反れ、失点を免れる。24分には、相手の超ロングシュートにゴールを脅かされる。そして迎えた26分、5安部がボールを奪い、10河野がパスを受けて逆サイドに展開する。右サイドで受けた37並木がゴール左サイドネットに突き刺すようなシュートを決めゴール。1-0とする。38分には、クロスを上げられシュートまで打たせてしまうが、16鈴木が冷静にキャッチ。前半の終盤では、相手にCKを連続で与えてしまい、嫌な時間も続いたが、そのまま1-0で前半終了。ハーフタイムでは、マークの確認やポジションごとに話し、後半に臨む。

後半立ち上がりはア女ペース。50分、左サイドを駆け上がった11熊谷のクロスに10河野が合わせる。惜しくもポストに弾かれるも37並木が押し込みゴール。2-0とする。さらに54分、5安部のCKに10河野が合わせゴール。3-0とする。57分には、7村上→12山田彩、5安部→6柳澤の交代を行いさらなる追加点を狙う。すると61分、交代で入った6柳澤のFK。絶妙なコントロールでゴールを直接狙うが惜しくもポストに弾かれる。しかしその1分後、6柳澤のCKに23源関が頭で合わせゴール。4-0とする。75分には、23源関→32小林、37並木→25阪本の交代を行う。さらなる追加点を奪いたいところであるが、前半ほど前からのプレスをかけることが出来ない。相手にボールを回させる時間も増え、なかなか決定機を作ることが出来ない。そしてそのまま4-0で試合終了。

今回の試合では、全員が守備意識・シュート意識を高くもち、最後まで集中を切らすことなく闘いきることが出来た。2週間後の早慶戦では、より相手を圧倒してア女の強さを見せつけられるよう、チーム一丸となって準備していきたい。

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