2017年 第23回関東女子サッカーリーグ 第3節 vs東京国際大学

この試合の戦評

関東リーグ第3節。次なる相手は昨年度リーグ6位の東京国際大学。開幕戦では前半の立ち上がりに失点。第2節では試合終了間際に失点と、集中力や守備意識の欠如により、未だ無失点勝利がないア女。全員が攻撃だけでなく、守備意識を高く持ち、90分集中を切らさないことを心掛け試合に臨んだ。

前半は立ち上がりからア女ペース。全員のハードワークと少ないタッチ数でテンポ良くパスを繋ぐ。またシュート意識が高く積極的なシュートシーンが立ち上がりから多く見られる。前半12分、9平國がシュートを打ち一度はGKに弾かれるもこぼれ球を押し込み先制。1-0とするとさらに前半15分、相手のペナルティーエリア内で倒された17大井がPKを獲得。17大井が自らPKをゴール左端に冷静に決め2-0。前半19分には、9平國のシュートをGKが弾いたボールを、7河野が押し込みゴール。前半29分、6柳澤のコーナーキックのこぼれ球を10中村が豪快に押し込みゴール。立て続けに4得点と相手を圧倒し前半を4-0で折り返す。

ハーフタイムには6柳澤→33田中、17大井→11熊谷の交代を行いさらなる得点を目指す。前半に引き続き球際が強く、泥臭いプレーでゴールを狙うア女。しかし相手の気迫あるプレーに苦しみなかなか追加点を奪えない。後半14分には2渡部→23和田の交代を行う。前半に比べパスミスが増え、マイボールにしきれない場面が多く見られる。大きく展開をし相手を崩そうとするがラストパスが繋がらずゴールまで結びつかない。しかし後半29分、11熊谷のクロスを7河野が折り返し、ゴール前で9平國が合わせゴール。5-0とする。後半32分には、7河野→22山田彩の交代を行う。その後もチャンスはあったものの追加点を奪うことは出来ず5-0のまま試合終了。

全員が守備意識を高く持ち、今季初の無失点勝利を収めることができた。しかし、選手間の連携が上手くいかなかったところや、パスミス等、課題も多く見つかった。来週からは4日間のGW合宿が始まる。技術、メンタル、フィジカルの向上を図ると共に、選手間のコミュニケーションもしっかり取っていきたい。GW明けに控えている関東リーグ第4節vs関東学園大学にさらに強くなったア女でチーム一丸となって臨みたい。

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