2015年 第24回全日本大学女子サッカー選手権大会 2回戦 vs吉備国際大学

この試合の戦評

いよいよ今季最後となる大会、全日本大学女子サッカー選手権が始まった。
一昨年、昨年と初戦敗退で終わっただけに初戦であれ油断の出来ない戦いとなった。相手は、なでしこ2部リーグに所属する吉備国際大学。以前は1部リーグに所属していたこともあり力のあるチームである。

早稲田は開始早々CKでピンチを迎えるが、集中した守備で得点を許さない。その後、互いに堅く一進一退の攻防が続く。前半11分、左サイドからのクロスで大島に絶好のチャンスが訪れるものの決めきれない。すると21分、最大のピンチを迎える。相手CKのこぼれ球をドフリーで打たれるものの枠外。互いに縦に速い攻撃を仕掛けスピーディーな試合展開が続く。
前半34分、左サイドからの高木のクロスを受けた大島の豪快なシュートで先制。待望の先制点を決め一気に活気づく早稲田はその後ゴールに迫るが、追加点は奪えず前半終了。

前半と同じメンバーで後半に臨む早稲田は、後半3分、5分と立て続けにシュートを放つ。しかし、徐々に相手の勢いに飲まれ落ち着かない時間が続く。
後半18分、熊谷汐に代え山本を投入し流れを変えにはかるが後半21分FKからのこぼれ球を打たれ失点。後半25分堀口に代え正野を投入。
1-1と同点に持ち込まれ、互いに追加点を奪いにかかるが両者共に奪えず試合終了。PK戦へと突入する。
両チーム2本ずつ決めたものの早稲田は3人目が外し相手は5人目が外しサドデンスに突入。相手7人目のキッカーをGK河邉がファインセーブ。早稲田は7人目が落ち着いて決め終了。激動の試合を制した。

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