2014年 第28回関東大学女子サッカーリーグ 1部 第6節 vs尚美学園大学

この試合の戦評

秋晴れの心地よい気候の中、第6節vs尚美学園大学が行われた。
前節同様、立ち上がり良く早い段階で得点をし、試合を有利に進めようと気持ちを高め、試合に挑む。

しかし、言葉通りの試合展開とはならない。
相手の前線からの激しく速いプレスと相手DFの大きなクリアにより押し込まれる時間が続く。
FWの権野、川原が早稲田のクリアボールを拾い、攻撃を仕掛けるもシュートまで行くことができず、苦しい時間が続く。
前半20分、自陣ゴール前の混戦でシュートを打たれ、まさかの失点。関カレ開幕後、初めて先制点を奪われる。
まずはシュートを打とうと全員で盛り上げゴールを目指すが、決定的な場面を作ることができず前半を折り返す。

連勝するためには2点以上が欲しい後半、早稲田らしくサイドから攻撃を仕掛ける。
すると55分、12大島瑞が右サイドをドリブルで駆け上がり7高木に横パス。7高木がダイレクトで流したボールを11川原が華麗なターンからシュート。
待望の同点ゴールとなり、チームに勢いをつける。
その後、勢いに乗った早稲田がサイドを起点として何度も攻撃を仕掛けるがゴールまでが遠い。
引き分けでは終わるわけにはいかないと終了間際の88分、左サイドからの6松川のクロスに8権野が頭で合わせ、決勝ゴール。
そのまま試合終了となり、6連勝を飾った。

多くの課題を残した試合となったが、早稲田として昨年度の王者としてのプライドが功を奏した試合となった。
この試合に勝利したため、全日本大学女子サッカー選手権の出場権を獲得することができた。
課題修正に取り組み、ア女のサッカーを追求していきたい。

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