JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第17節 vs神奈川大学

この試合の戦評

前節、日体大に苦しみながらも勝利し、2連勝と勢いに乗っている早稲田。今節の相手は、前期に引き分けた神奈川大。関東1部リーグ昇格を成し遂げるためにも、勝ちにこだわり、この勢いのまま3連勝したい。

立ち上がりは早稲田が攻勢に出る。前半1分、早稲田28柏木のコーナーキックから9駒沢が頭で合わせ、幸先よく先制する。続く前半3分、9駒沢が右足でシュートを放つもゴールの上に外れる。前半10分、11本保が右足でシュートを放つも相手ディフェンスに当たり左に逸れる。前半11分、9駒沢の横パスから6谷村が右足でシュートを放つもキーパー正面へ。序盤はチャンスが多い早稲田だったが、その後徐々に相手にボールを持たれ始め、押し込まれる展開が続く。しかし前半29分、相手キーパーのクリアミスを拾った28柏木がハーフウェイライン手前から右足でロングシュートを決め、追加点を奪う。前半36分には、相手が抜け出し、キーパーと1対1のピンチを迎えるが1ヒルが落ち着いた対応を見せ、ゴールを許さない。そのまま2-0で前半を折り返す。

前半開始早々に先制し、相手に押し込まれながらも早稲田4神橋と3増田を中心に粘り強い守備を見せ、追加点を取ることに成功した早稲田。後半もこの勢いのまま、交代などを上手く使い3点目を奪いたい。

後半立ち上がりは拮抗した展開になる。後半5分、早稲田15松尾の迫力あるドリブルから9駒沢と繋ぐと難しい体勢ながらも、自ら左足でシュートを打つがこれはキーパー正面へ。後半6分、相手のクリアのこぼれ球に反応した20成定が右足を素早く振るも決定的な3点目には繋がらない。後半15分、攻撃のリズムを変えたい早稲田は8東を投入する。しかし後半23分、20成定がレッドカードで退場してしまう。すると徐々に、押し込まれる時間が増える。なんとか流れを変えたい早稲田は、交代枠を立て続けに使う。後半35分、12西と13笹木を投入し、5バックに変更する。後半40分には24高橋作、続く43分には26佐久間を投入する。しかし後半45+3分、相手の左サイドのクロスから中央で押し込まれついに失点を許してしまう。1点差に詰め寄られた早稲田だったが、その後も粘り強い守備をみせ、そのまま2-1で試合終了。

開始早々に先制し、前半のうちにリードを2点に広げた早稲田。後半は退場者が出て1人少ない状況ということもあり、神奈川大に攻め込まれる時間が続いた。試合終盤には1点を返されるも、追加点は許さずリードを最後まで守り切り勝利を掴み取った。1部昇格に向けて次節も勝利し、勝ち点3を掴み取りたい。

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