2024年 第38回関東大学女子サッカーリーグ 第2節 vs筑波大学

この試合の戦評

関東大学女子サッカーリーグ前期第2節が、アウェイで行われた。相手は勢いのある筑波大学。2連勝をかけた初のアウェイ試合に緊張感を持って、試合に挑んだ。

前半は、ア女ボールでキックオフ。相手の勢いに飲み込まれる時間帯もあった中、22分に試合が動く。中央でボールを受けた11宗形が右サイド26米村へとパスを送る。ゴール前にいた7﨑岡がダイレクトで合わせ、先制点を獲得し、1-0とする。相手ゴールまで迫るシーンが増えてきていたが、それとは反対に、自陣に攻め込まれる場面も多くなっていた。激しい攻防が続く中、35分、自陣中央でボールを奪われ、相手にミドルシュートを打たれ失点。1-1と試合は振り出しに戻る。その後も果敢に攻めるア女だったが、追加点を取ることができずに前半を終える。

後半、追加点を狙うア女は26米村→15千葉の交代を行う。開始早々の51分、自陣左サイドからドリブルで攻め込まれ、ピンチを招くも、6木南の体を張った守備によりピンチを防ぐ。一進一退の攻防が続く中、58分、24三宅→27福岡の交代を行い、攻撃の活性化を図る。攻め込む状況が続く中、70分、自陣でのビルドアップの一瞬の隙をつかれ、GKと1対1の状況になるも1石田が好セーブをみせ、失点を許さない。勝ちに行きたいア女は82分に、14大山→8白井の交代を行う。果敢にゴールを狙い、試合終盤の89分には、CKを獲得し相手ゴールを脅かすも得点には至らない。そのままスコアは動かず、1-1で試合終了。

連勝をかけた大事な試合がアウェイで行われ、改めて、自分達の立ち位置を確認し、勝ち切ることの出来ない弱さを味わった。幸先よく先制したものの、一瞬の隙をつかれ、痛い引き分けとなった。一人一人が勝つことへの執着心を日頃から持ち、練習に取り組み、積み重ねなければならないだろう。簡単な試合などなく、強いア女を作り上げるために「全員が」体現できるよう努力していきたい。

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