JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第11節 vs産業能率大学

この試合の戦評

前節の順天大戦では、照明アクシデントにより試合が中止となってしまった早稲田。今節の相手は産能大。リーグ後半戦に弾みをつけ、昇格争いに食い込むために、なんとしても勝ち点3を取りたい。

前半2分、26鈴木が右足で切り込んでシュートを放つが、惜しくも枠を捉えきれない。前半17分には17本保が左足でシュートを放つも、相手DFに阻まれる。その後も17本保にボールを集めるが、拮抗した展開が続き、両者ともに決定機を作ることができない。前半32分、自陣でボールを失い、産能大10に右足でシュートを打たれるも、21山田がしっかり抑え、先制を許さない。前半38分、カウンターから最後は17本保が右足でシュートを放つも、惜しくも枠を外れる。前半40分、再びカウンターから26鈴木のパスを受けた14山市が左足で流し込み、先制に成功する。前半46分には、10植村のパスを受けた24伊勢が左足でシュートを決め、2-0で前半を終える。

前半から積極的に前向きな攻めの姿勢を見せ先制。そして終了間際に追加点を決め、2-0で前半を終えることができた。後半もこの勢いを維持し、追加点を狙っていきたい。

後半4分、相手FWに抜け出され、GKと一対一になるも、21山田が止め、得点を許さない。後半10分には、抜け出された産能大30と21山田が接触し、PKを取られると、産能大10に決められ、1点差に詰められてしまう。追加点を狙う早稲田は、後半26分にこぼれ球を拾った3中谷がシュートを放つも、相手GKに阻まれる。後半31分には14山市のパスを受けた24伊勢が左足でシュートを放つも、惜しくも枠を捉えきれない。後半37分、相手CKから押し込まれるも、24伊勢の身体を張ったディフェンスで同点を許さない。後半41分、カウンターから18駒沢のクロスを10植村が右足で流し込み、追加点を取る事に成功。その後は身体を張った守備でゴールを許さず、3-1で試合終了。

4試合ぶりの勝ち点3を取ることに成功した早稲田。目標である1部昇格へ向け、大きな勝利となった。次節はリーグ前期に敗れてしまった山学大。次節も必ず勝利を収め、この良い流れをリーグ後半戦に持っていきたい。

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