早稲田 | 0 | 0 – 0 0 – 1 |
1 | 南葛SC |
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得点 | (83分) | |||
警告・退場 | ||||
5 | シュート | 8 | ||
8 | GK | 3 | ||
5 | CK | 5 | ||
6 | 直接FK | 9 | ||
3 | 間接FK | 0 | ||
1 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 21 | 丸山 翔子 |
DF | 8 | 井上 萌 |
DF | 17 | 木南 花菜 |
DF | 22 | 藤田 智里 |
DF | 28 | 小林 舞美 |
MF | 12 | 渡邊 奈美 |
MF | 18 | 白井 美羽 |
MF | 20 | 大森 美南 |
MF | 24 | 生谷 寧々 |
MF | 29 | 阪本 環 |
FW | 23 | 栗田 彩令 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 16 | 石田 心菜 |
DF | 13 | 浦部 美月 |
FW | 27 | 生田 七彩 |
分 | OUT | IN |
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45 | 渡邊 奈美 | 生田 七彩 |
この試合の戦評
関東リーグ後期第1節がアウェイで行われた。対する相手は前期で引き分けに終わった南葛SC WINGS。関カレと同日開催というハードスケジュールの中、関カレ終了後に東伏見から移動してきたメンバーを加えて目の前試合に挑んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。開始早々、右サイドをえぐられ17木南が対応。相手にCKを与え、ゴール前で混戦になり、再びCKを与える。21丸山のパンチングでピンチを逃れる。3分、右サイドからファーへクロスを上げられ、シュートを放たれるも、クロスバーに救われる。5分、自陣左サイドでFKを与えるも21丸山がしっかりキャッチ。11分、12渡邊が前線でボールをキープしFKを獲得。8井上のキックに24生谷がヘディングで合わせるもゴールには至らず。相手にボールを保持され、守備で耐える時間が続く。セットプレーを立て続けに与えピンチを招くも、なんとか耐え凌ぐ。23分、CKを与え、21丸山がはじく。こぼれを拾われ、右サイドフリーの選手に通されシュートを打たれるも、GK正面。押し込まれる時間が続くも、ゴールに向かう姿勢を見せるア女。36分には、17木南のインターセプトから12渡邊へ繋ぐ。17木南がオーバーラップするが惜しくも繋がらず。続けて、18白井から左サイドの23栗田へ大きなサイドチェンジ。徐々に相手陣地に前進する時間を増やす。しかし43分、自陣でボールを失い、DFラインの背後を使われるも17木南のカバーでシュートは打たせない。45分を通して守備の時間が大半であったが、0-0のまま前半終了。
HTには、各々で守備のポジショニングやかけ方を確認。押し込まれる中でも、自分たちの時間帯を増やしていけるよう意気込んだ。また、12渡邊→27生田へ交代を行う。27生田の投入により、DF陣はターゲットを定めてボールを配給することを共有した。
後半は前半よりもア女が落ち着いて裏を狙うシーンが増える。すると49分、自陣でのスローインによる混戦から29阪本が冷静に前を見て、20大森目掛け縦にスルーパスを送る。GKと1対1の状況になるが、20大森が放ったシュートは惜しくもゴール左へ逸れる。このシュートを機にア女の猛攻撃が始まる。50分、相手ゴールキックのセカンドを回収した27生田が放ったシュートは1度相手DFに当たって跳ね返される。その直後、相手のクリアボールを体を張ってブロックするとそのボールが直接ゴール上方へ。相手GKのナイスセーブにより得点には至らず。FW陣の果敢な攻撃で後半開始早々ア女の士気が前半よりも更に高まっていく。しかし、徐々に相手ボールの時間が続き、相手は幾度となくア女のゴールに迫ってくる。後半開始直後の勢いを保ったまま冷静に守り切りたいア女。焦れずに戦っていると64分、右サイドでCKを獲得する。8井上が左足で放ったボールは綺麗な弧を描き、ファーサイドで待ち受ける18白井がヘディングで合わせるも、ゴール左へ僅かに逸れた。そして78分、27生田がペナルティエリア内で倒されPKを獲得する。待望の先制点かと思われたが、相手GKの好セーブにより得点できない。両チームに焦りが見え始めた83分、ついに試合が動く。自陣右サイドからの相手の直接FKをヘディングで合わせられ、失点。0-1となる。なんとか同点に追いつきたいア女だが、87分、自陣でボールを奪われシュートを打たれるが、21丸山がしっかりキャッチ。続く89分、相手陣中央で8井上が倒され、FKを獲得する。そのまま8井上が直接ゴールを狙うが惜しくもクロスバーの上へ。その後もうまくア女のペースに持ち込むことができず、そのまま0-1で試合終了。
交代要員も少ない厳しい環境の中で、できる限りの力を出したがわずかに及ばなかった。攻撃でも守備でも良いプレーはたくさん見られたが、「頑張った」「惜しかった」で終わらせてはいけない。この敗戦から多くを学び、自身の課題と向き合い、さらなる高みを目指して一歩ずつ前進していく。