JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第10節 vs桐蔭横浜大学

この試合の戦評

前節、順天堂大を相手に3-1でリーグ戦初勝利を掴んだ早稲田。今節の相手は現在リーグ順位で1つ先をいく桐蔭大。勝ち点3を積み上げ、いい形でリーグ後期につなげたい。

前半序盤から桐蔭大に押し込まれる展開が続く。前半2分、裏に抜け出した桐蔭大10にシュートを打たれるも、早稲田42鈴木がゴール前でボールを掻き出し得点を与えない。前半11分には桐蔭大8のCKを30に頭で合わせられるも、早稲田11西堂がゴールライン上でクリアして失点を防ぐ。その後は互いにチャンスを作り、一進一退の攻防が続く。前半22分、桐蔭大14にエリア内でシュートを放たれるも、早稲田1ヒルがセーブする。前半35分、11西堂のクロスから6平松がシュートを放つも、枠を捉えることができない。その後もサイドを起点にゴールに迫るも、得点を奪うことができず、そのまま0-0で前半終了。

前半は桐蔭大に押し込まれる時間帯が続いたが、体を張った粘り強い守備で得点を許さなかった早稲田。後半は引き続き堅い守備で得点を与えず、交代選手を中心に良い流れを生み出しゴールを奪いたい。

後半開始9分、タッチライン際にドリブルで抜け出した早稲田7安斎が、中に走り込んでいた17駒沢にパスを出すが、相手DFがスライディングでこれを阻止する。後半37分、早稲田6平松のパスに抜け出した17駒沢がドリブルから切り返し、ファーサイドに走り込んだ42鈴木にパスを出す。ダイレクトでシュートを放つが惜しくもゴール上に外れる。同じく後半37分には、42鈴木がロングフィードでゴール前に走り込んだ14水野に絶妙なパスを出す。しかし、惜しくもタッチが流れ相手キーパーにキャッチされる。後半44分、桐蔭大7の蹴ったFKを桐蔭大17に頭で合わせられ、失点。後半45＋3分、CKのこぼれ球を再び早稲田10植村が中にあげる。ニアに飛び込んだ22平瀬が頭で合わせるが、惜しくもゴールポストに当たりゴールに結びつかない。その後も動きがないまま0-1で試合終了。

前半は、堅い守備でゴールを死守し、後半には果敢に攻め続けた早稲田。しかし、最後までゴールに繋げることが出来ない。後半終盤には、FKから桐蔭大に決められ、0-1で試合終了。前期リーグ戦最後の相手は、法政大学。良い形で後期リーグに繋げられるように、最高の準備で臨みたい。

この試合の写真一覧

画像をクリックして拡大画像をご覧ください。（拡大画像をクリックすると元に戻ります）