JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第3節 vs国士舘大学

この試合の戦評

先週開幕した関東大学サッカーリーグ。目標であるリーグ制覇に向けて、初戦に勝って勢いに乗りたい早稲田であったが、試合は筑波大と勝ち点1を分け合う結果となった。今節対戦する相手は天皇杯予選で逆転負けを喫した国士舘大。必ずリベンジを果たし、勝ち点3を積み上げる。

前半序盤は拮抗した展開が続く。国士舘大のサイドを起点とした攻撃に対して、早稲田1ヒルを中心に、堅い守備で得点を許さない。一方、攻撃では7安斎、17駒沢を起点に前に押し込む。前半7分、7安斎のクロスに反応した11西堂がシュートを放つ。しかし、惜しくも右に外れる。その後は8山下を中心にボールを保持し、前に押し込む時間が続く。前半40分、6平松のロングボールに抜け出した17駒沢がシュートを打つが、ポストに直撃。続けて前半42分に7安斎が右サイドを突破し、そのままシュートを打つが、これもポストに阻まれる。点を決めきることができず、前半を0-0で折り返す。

前半は、一進一退の攻防が続いた。サイドを起点に相手ゴールに迫るも、得点を奪いきることができず、0-0で前半終了。後半は、より得点にこだわり、チーム一丸となって必ず勝利を掴み取る。

後半、立ち上がりから国士舘大に押し込まれる時間が続いたが、粘り強い守備で得点を与えない。攻撃に転じたい早稲田は後半18分、早稲田17駒沢のパスを受けた10植村がシュートを放つが、得点することができない。すると後半21分、国士舘大3のクロスから9に押し込まれ先制を許す。早稲田19光田、28丹羽など、交代選手を中心にゴールに迫り、同点に追いつきたい早稲田だったが、後半39分に一瞬の隙を突かれ、裏に抜け出した国士舘大27に追加点を奪われる。その後も、相手ゴールに迫るが、得点に結びつけられず、0-2で試合終了。

0-2で敗れ、今季リーグ戦初勝利を逃した早稲田。前半のチャンスを決めきることが出来ず、今節も無得点に終わった。課題である得点にチーム全員で向き合い、次節の拓殖大戦に臨む。

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