2021年 第35回関東大学女子サッカーリーグ 第14節 vs武蔵丘短期大学

この試合の戦評

季節外れの暑さの中、関カレ最終節がアウェイで行われた。対する相手は武蔵丘短期大学。前日に行われた関東リーグで優勝を決めたア女は、最後の関カレを勝利で締めくくるべく、チーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。立ち上がりから相手の背後を取りながら果敢に攻めるア女。11分、左サイドから攻め込まれ、相手にCKを与えてしまう。しかし、29田頭のクリアと15吉野の献身的な守備で事なきを得る。14分、8並木から右サイド18三谷へボールが渡る。18三谷がサイドをドリブルで突破し、クロスをあげるものの、シュートへ繋げる事は出来ない。すると17分、8並木から9廣澤へスルーパスが通る。相手をかわし、左足でシュートを打つも、相手GKのファインセーブでクロスバーに弾かれる。そのこぼれ球を15吉野が押し込み、ネットを揺らすが、惜しくもオフサイドの判定となる。ア女が試合の主導権を握り、ゲームを支配するが、なかなか点に結びつけることが出来ない。32分、18三谷から15吉野へ狙いすましたクロスがあがり、合わせるものの、ゴールを捉えられない。40分、11髙橋から右サイド18三谷へボールが渡り、ダイレクトでシュートを放つも、ゴールを超えてしまう。勢いに乗り、相手ゴールに攻め続けるア女だが、シュートを決め切ることが出来ず、0-0で前半を折り返す。

展開からのクロスやスルーパスなど、良い形が増えている中で、チャンスを決め切りたいア女。HTには、下を向かずに、最後までプレーの質に拘ることを確認し、後半に挑む。

後半はア女ボールでキックオフ。49分、29田頭から9廣澤へロングフィード。9廣澤がドリブルでカットインし、6ブラフにボールが渡る。6ブラフがペナルティエリア外からダイレクトでシュートを放つも、ゴール右へ逸れてしまう。55分、18三谷→26木南の交代を行う。59分、左サイドからの展開から10加藤がボールを受け、そのままシュートを打つも枠を外れてしまう。66分、15吉野→30築地の交代を行う。続けて70分には6ブラフ→5後藤の交代を行う。交代選手を生かして、サイドを広く使い、ゴールまで繋いでいきたい。82分、ゴール前で9廣澤と11髙橋のコンビネーションにより、11髙橋が抜け出し、シュートを放つも、相手GKのファインセーブに阻まれる。猛攻を仕掛けるア女だが、相手の体を張った守備により、一点が遠い。90+1分、8並木が中盤でボールを奪い、9廣澤へボールが渡り、カウンターを仕掛ける。相手GKと1対1になるも、放ったシュートはゴール左に外れてしまう。最後まで攻め続け、ゴールに迫るものの決め切ることが出来ず、そのまま0-0で試合終了。

関カレ3位という結果に終わった。これからの試合は皇后杯、インカレ、負けたら終わりという試合が始まる。どんな相手にでも対応し、勝利を手にしていくのが本当のア女の強さであろう。今日の結果を胸に刻み、サッカーを楽しみながら、日々の練習を積み重ねていきたい。最後に全員で笑うために。

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