早稲田 | 5 | 3 – 0 2 – 0 |
0 | Farina高崎 |
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(2分)廣澤 真穂 (31分)三谷 和華奈 (34分)高橋 雛 (47分)船木 和夏 (80分)並木 千夏 |
得点 | |||
警告・退場 | ||||
13 | シュート | 2 | ||
1 | GK | 10 | ||
7 | CK | 0 | ||
2 | 直接FK | 8 | ||
1 | 間接FK | 6 | ||
1 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 2 | 船木 和夏 |
DF | 5 | 後藤 若葉 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
DF | 26 | 木南 花菜 |
MF | 6 | ブラフ シャーン |
MF | 18 | 三谷 和華奈 |
MF | 19 | 笠原 綺乃 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 11 | 高橋 雛 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 16 | 石田 心菜 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 8 | 並木 千夏 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
MF | 30 | 築地 育 |
FW | 12 | 黒柳 美裕 |
分 | OUT | IN |
---|---|---|
52 | 高橋 雛 | 築地 育 |
52 | 浦部 美月 | 田頭 花菜 |
62 | 三谷 和華奈 | 黒柳 美裕 |
68 | 笠原 綺乃 | 白井 美羽 |
68 | 木南 花菜 | 並木 千夏 |
この試合の戦評
第43回関東女子サッカー選手権大会(兼)皇后杯関東地区予選のニ回戦が、山梨県押原公園で行われた。ア女にとっては初戦となるこの試合、対する相手はFARINA高崎。今年発足したチームであり、1年目から群馬県代表として出場する。昨年度、準優勝という悔しい結果に終わったからこそ、今大会は優勝という結果に拘りたい。
前半はア女ボールでキックオフ。今シーズン初の天然芝での試合。アウェイの独特なピッチ状況にも適応し、全員が集中して臨む。2分、18三谷が持ち味であるサイド突破からマイナスにクロスをあげると、9廣澤が左足を振り抜きサイドネットに刺さる。試合は1-0と序盤からリードする。その後もア女ボールの時間帯が進み、DFラインを中心にビルドアップを試みる。7分、自陣でのパスミスからカウンターを受けるも、統一されたラインによりオフサイドを獲得する。10分、5後藤が前方にロングフィードを放つ。それに反応した11髙橋に繋がり、自らシュートを打つが、惜しくも枠を捉えることができない。17分、前がかりにくる相手のプレッシャーをテンポの良いボールの動かしでかわし、スペースを突く。2船木→9廣澤へのラストパスで9廣澤がシュートを放つも、相手DFに拒まれるシーンが増える。給水を挟み、追加点を狙いに行くア女。しかし、中盤の攻防からミドルシュートを放たれる。ここは1近澤が冷静にキャッチし、事なきを得る。30分、CKを獲得する。ショートコーナーから、サイドでアーリークロスを上げるもキーパーに阻まれる。31分、9廣澤が右サイドからクロスをあげる。一度は相手DFにブロックされるも、18三谷がゴール前で回収し、そのまま右足を振り切り、追加点を奪い2-0とする。さらに3分後、9廣澤から11髙橋にループパスが通り、11髙橋が振り被り相手をさらに突き放し3-0。ロスタイムは2分。最後まで安定したディフェンスと、FW陣を中心に果敢に攻め続け、前半を終える。
ハーフタイムでは、引き続きゴールを狙いに行くためにクロスや裏抜けなど、シンプルな攻撃を心がけることや、シュートを積極的に打ちに行くことを共有。
後半は相手ボールでキックオフ。ア女の持ち味である豊富な運動量で序盤から圧倒していく。42分、18三谷がカットインからシュートを放つも枠を捉え切ることができない。46分、5後藤が背後へボールを落とす。2船木がオーバーラップをし、ペナルティエリアに侵入。相手のファールで倒され、PKを獲得。そのまま2船木がキッカーを務め、冷静にゴールを決め4-0。52分、20浦部→29田頭、11髙橋→30築地、2枚の交代を行い、攻撃に拍車をかける。
58分、コーナーキックを獲得し、19笠原が鋭いボールを入れるも、なかなか合わせることができない。62分、18三谷→12黒柳の交代を行う。相手陣地での攻防が続く中、集中を切らさず、素早い切り替えでマイボールの時間を増やす。68分、26木南→28白井、19笠原→8並木への交代を行う。ここでア女は全ての交代枠を使う。71分、30築地のスルーパスは8並木へ。キーパーと1対1の局面を作るもキーパーに阻まれ、得点を奪うことができない。9廣澤のプレスバックや12黒柳のテクニックで相手を翻弄し、ゴールを狙いに行く。73分、相手にFKを与えるが、1近澤の高さを生かしたパンチングでゴールを奪わせない。80分、9廣澤が放ったシュートはポストに弾かれるが、8並木がセカンドボールに反応し、追加点を奪い5-0。ロスタイムは3分と表示され、相手は渾身の攻撃を仕掛ける。しかし、丁寧なビルドアップ、ボール保持で相手の自由を奪い、後半の被シュートを0本に抑え試合終了。3回戦進出を決めた。
素早い切り替えや球際の強さに加え運動量でも相手に勝り、意図的な崩しからゴールを脅かし5-0で勝利を収めたア女。一方、ラストパスやシュートの精度、ボールの失い方など、改善できる課題は多く残った。明日も試合というハードなスケジュールだが、次に繋げられるようにチーム全員で良い準備をしていきたい。