早稲田 | 2 | 0 – 0 2 – 0 |
0 | 東洋 |
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(61分)吉野 真央 (73分)廣澤 真穂 |
得点 | |||
警告・退場 | ||||
15 | シュート | 3 | ||
4 | GK | 9 | ||
7 | CK | 0 | ||
5 | 直接FK | 7 | ||
3 | 間接FK | 2 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 5 | 後藤 若葉 |
DF | 17 | 井上 萌 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
MF | 8 | 並木 千夏 |
MF | 10 | 加藤 希 |
MF | 19 | 笠原 綺乃 |
MF | 30 | 築地 育 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 15 | 吉野 真央 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 16 | 石田 心菜 |
DF | 3 | 桝田 花蓮 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 26 | 木南 花菜 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
FW | 12 | 黒柳 美裕 |
FW | 27 | 栗田 彩令 |
分 | OUT | IN |
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73 | 吉野 真央 | 木南 花菜 |
86 | 築地 育 | 白井 美羽 |
90+1 | 浦部 美月 | 田頭 花菜 |
90+1 | 加藤 希 | 堀内 璃子 |
90+1 | 笠原 綺乃 | 黒柳 美裕 |
この試合の戦評
関東リーグ第6節がアウェイで行われた。対する相手は東洋大学。開幕から5連勝し、1部リーグの首位に立つア女。優勝に向け、前期残り2試合もこの勢いを維持できるよう、攻守共にアグレッシブなサッカーを目指し臨んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。立ち上がりは、両チームともビルドアップから攻撃を組み立て、慎重な入りを見せる。5分、22夏目のロングボールに抜け出した、15吉野がシュートを放つも相手DFに阻まれる。8分、右サイドを崩して再び15吉野がシュートを打つが、僅かに枠を外し得点には至らない。ビルドアップのテンポを上げることで相手のプレスをかわし、主導権を持って試合を進めるア女。幾度もゴール前に迫るが、なかなかシュートで終われず、得点が生まれない。30分には、9廣澤が左サイドを個人技でドリブル突破し、そのままシュートを放つもキーパー正面。その後も、素早い切り替えでボールを保持し続け、得点の機会を伺うア女。しかし、完全に引いた相手の守備は固く、スコアレスのまま時間は進む。36分、相手陣での横パスをカットされると、一気にドリブルで運び込まれる。危ないシーンかと思われたが、5後藤がしっかりと対応し、シュートは打たせない。39分、相手コートで素早くボールを奪い返すと、パスを受けた15吉野がペナルティエリアに進入し折り返す。30築地や8並木がゴール前で粘り、シュートを打つも相手のブロックに合う。CKを獲得するが、相手も必死の守備で対応し、得点は奪えない。0-0で前半を終える。
HTには、攻撃時に焦らず、しっかりと相手や状況をみてゴール前でプレーすることを確認。前半を踏まえて修正してくる相手に対して、適切な判断のもとプレーし、さらに上回れるよう後半に臨む。
後半も、立ち上がりから果敢にゴールに迫っていく。47分、CKの素早いリスタートから、8並木のクロスに10加藤がダイレクトで合わせるが、枠を捉えられない。前半同様、攻め込む展開かと思われたが、相手もロングボールと細かい繋ぎを使い分け、一進一退の攻防となる。57分、縦パス2本でハイプレスをかわされ、中央突破を許すと、DFが寄せる間も無く、GKと一対一になる。しかし、この日最大のピンチを、1近澤のファインセーブで凌ぎ、事なきを得る。1近澤のプレーはチームに勢いを与え、再びア女の猛攻が始まる。60分、19笠原と15吉野がワンツーでゴール前を崩し、最後は9廣澤がシュートも、枠を外す。その1分後には、中盤でのボール奪取から、左サイドで受けた9廣澤が相手を引きつけ、オーバーラップしてきた20浦部にパス。20浦部の鋭いクロスに、最後は15吉野が肩で押し込みゴール。待望の先制点をあげ、1-0とする。その後も攻撃の手を緩めることなく、攻め続けるア女。73分、8並木からの縦パスを受けた9廣澤がペナルティエリア外からシュートを放つ。相手の足に当たりディフレクションしたボールは、GKの頭上を越えゴールに吸い込まれる。2-0とし、相手を突き放す。同分、15吉野→26木南の交代を行う。リードする展開でも、攻守にわたりハードワークをし、相手に一瞬の隙も与えない。86分、30築地→28白井、90分には10加藤→4堀内、19笠原→12黒柳、20浦部→29田頭と複数の選手を入れ替え、試合を締める。被シュートを3本に抑えるなど、安定した戦いをみせ、2-0で試合終了。
素早い切り替えと球際の強さを生かし、ボールを保持し続けるも、中央を固めて守る相手をなかなか崩せず、我慢を強いられるゲームとなった。結果的に2得点を奪い勝利できたが、ゴール前の精度やイメージ共有には課題が残った。次週は再び連戦となるが、プレーの精度を高めていけるよう、また練習から全員で競い合いたい。
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