早稲田 | 2 | 0 – 0 2 – 0 |
0 | 山梨学院 |
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(65分)木南 花菜 (69分)木南 花菜 |
得点 | |||
警告・退場 | ||||
4 | シュート | 4 | ||
13 | GK | 9 | ||
7 | CK | 2 | ||
4 | 直接FK | 7 | ||
1 | 間接FK | 1 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 5 | 後藤 若葉 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
MF | 6 | ブラフ シャーン |
MF | 10 | 加藤 希 |
MF | 19 | 笠原 綺乃 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 11 | 高橋 雛 |
FW | 15 | 吉野 真央 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 16 | 石田 心菜 |
DF | 3 | 桝田 花蓮 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 17 | 井上 萌 |
MF | 26 | 木南 花菜 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
MF | 30 | 築地 育 |
FW | 12 | 黒柳 美裕 |
分 | OUT | IN |
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45 | 堀内 璃子 | 木南 花菜 |
この試合の戦評
関カレ第8節がアウェイで行われた。対する相手は山梨学院大学。近年、力をつけており、昨年度にはインカレ初出場を成し遂げたチームである。関カレ首位に立つア女は、持ち味であるアグレッシブなサッカーで敵陣に襲いかかり、開幕14連勝を狙う。
前半は、相手ボールでキックオフ。ウォーミングアップまでは曇りだった空は、キックオフと同時に雨天へと変わる。前節から2船木→4堀内、8並木→19笠原と顔ぶれを変えてのスタートとなった。いつも通り後ろからのビルドアップを試みるア女。しかし、普段以上にボールが伸びるピッチで、思うように前進することができない。
4分、自陣でのビルドアップミスから、ボールを奪われシュートを放たれる。今試合のファーストシュートは相手に至った。その後も攻撃を組み立てるも、相手はア女の右サイドを大いに警戒し、限定された中プレーする時間帯が続く。16分、右からのサイドチェンジを20浦部がオーバーラップし、クロスを上げるもキーパーにキャッチされる。さらに22分、右サイドでの高い位置のスローインを15吉野がターンし、そのままシュートを放つがゴールには至らない。普段は15吉野にボールが渡ると収まるが、相手の戦術は15吉野を徹底的に対策し、配球するコースを消されてしまう。30分、セカンドボールを拾えず、1つずつ遅れたディフェンスで相手にファールをしてしまい、ゴール前でFKを与える。相手のシュートはバーの上を越え、拮抗した試合が続く。43分、低い位置で受けた10加藤から9廣澤へフィードを放つ。9廣澤→11髙橋→15吉野の連携から最後はサイドから上がってきた10加藤がシュートを打つもバーの上を越えてしまう。得点を奪えないまま前半終了。0-0で折り返す。
HTではピッチ状況を踏まえ、楔に入れるボールの精度を高めることや浮き球の処理、セカンドボールの回収していくことを再認識する。後ろからのビルドアップをもっと前進させるべく、一つ一つの質が求められる。
後半はア女ボールでキックオフ。HTに4堀内→26木南の交代を行う。よって、10加藤がDFラインに入り、26木南をSHで起用。勝ち点3を取りに行く姿勢を見せた。50分、立ち上がりは相手に押し込まれる場面が続くも、5後藤を筆頭に徹底された守備でゴールを奪わせない。52分、左サイドを突破した9廣澤から絶妙なクロスが入る。ニアに走り込んできた26木南が合わせに行くが、惜しくも頭上を越えてしまう。その後もア女らしいアグレッシブな攻撃で相手ゴールを驚かす時間帯が続く。67分、後ろからの相手の中間で受けた11髙橋がターンをする。そのまま左サイドに寄っていた相手に対しサイドチェンジをする。幅を取っていた26木南はスプリントをかけて、ペナルティエリアへ侵入。相手GKの立ち位置を把握し、そのままダイレクトでファーネットに突き刺す豪快なシュートを放ち1-0。待望の先制点を挙げる。26木南の勢いはまだ止まらない。71分、左サイドを仕掛ける9廣澤がCKを獲得する。19笠原のキックはファーサイドまで流れ6ブラフが折り返す。そのボールに対し26木南がヘディングでゴールネットを揺らし2-0。追加点をあげる。給水を挟み、相手も前線からプレッシャーをかけて1点を奪いにくる。しかし、10加藤のカバーリング、1近澤のリスク管理によって厚い守備を保ち続ける。90分、15吉野が前を向き自らシュートを放つも得点を奪うことはできない。最後まで果敢にゴールを狙い続け、試合終了。2-0で勝利した。
ピッチ状況を踏まえた上でのプレー選択、試合中の改善能力が求められる試合だった。相手の戦術、環境に順応していく力は今後も必要になるだろう。また、今日から約1ヶ月間の連戦が始まる。より一層、組織力が試される場でもあり、各々が成長する機会だ。簡単な試合など一つもないが、早稲田の誇りを自覚し、全員でチャレンジしていきたい。
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