早稲田 | 4 | 3 – 0 1 – 0 |
0 | 神奈川 |
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(3分)笠原 綺乃 (22分)木南 花菜 (45+2分)吉野 真央 (59分)白井 美羽 |
得点 | |||
警告・退場 | ||||
16 | シュート | 3 | ||
2 | GK | 5 | ||
7 | CK | 1 | ||
6 | 直接FK | 4 | ||
1 | 間接FK | 7 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 17 | 井上 萌 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
DF | 26 | 木南 花菜 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 19 | 笠原 綺乃 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
FW | 12 | 黒柳 美裕 |
FW | 15 | 吉野 真央 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 21 | 丸山 翔子 |
DF | 25 | 藤田 智里 |
MF | 14 | 關 陽南子 |
MF | 24 | 大森 美南 |
MF | 30 | 築地 育 |
MF | 31 | 澤田 美海 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 27 | 栗田 彩令 |
分 | OUT | IN |
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45 | 黒柳 美裕 | 築地 育 |
63 | 笠原 綺乃 | 關 陽南子 |
81 | 堀内 璃子 | 大森 美南 |
90+1 | 吉野 真央 | 栗田 彩令 |
90+1 | 木南 花菜 | 藤田 智里 |
この試合の戦評
関東リーグ第4節、神奈川大学戦が行われた。土日の連戦がついに始まり、チームの総合力が問われる試合が続く。前日の関カレから大幅にメンバーを入れ替え、連勝の勢いそのまま、ア女のサッカーを体現すべく一丸となって試合に臨んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。前線から勢いをもってプレスをかけてくる相手に対し、動じることなくボールを繋ぎ、攻め手を探る。開始から3分、早くも試合は動く。DFラインでテンポよく繋ぎサイドを変えると、4堀内のロングボールに15吉野が抜け出す。一度はシュートを跳ね返されるも、そのこぼれ球をダイレクトで折り返し、最後は走り込んできた19笠原が頭で押し込みゴール。幸先よく先制に成功する。そしてここからア女の猛攻が始まる。6分には、右サイドの高い位置でボールを受けた26木南のクロスに、15吉野が合わせるが、GK正面。その2分後、22夏目がインターセプトでボールを奪い、12黒柳へパス。相手をかわしミドルシュートを放つも、ゴールには至らない。その後も、DFラインや中盤の配給力を生かし、主導権を握り試合を進めていく。22分、相手陣深くでのスローインから、12黒柳が巧みに相手と入れ替わる。フリーで運びゴール前へクロスを送ると、逆サイドの26木南が合わせ、追加点。2-0とする。さらに45+2分、17井上のCKを4堀内がファーで折り返し、ゴール前で混戦になるが、最後は15吉野が豪快に押し込み、3-0。さらに相手を突き放し、良い流れで前半を終える。
HTには、ゴールに近いゾーンへの進入に、もっと人数をかけて得点を目指すことや、FWの連動した動きで背後を狙うことを確認。よりサポートをはやめ、相手に合わせずにプレーする意識を高くもち、後半に臨む。また、12黒柳→30築地の交代を行う。
後半は、やや相手の勢いに押され、立ち上がりから攻め込まれる。粘り強い守備でシュートは打たせず、ボールを奪ってからはトップの15吉野へボールを集め、相手陣に迫るア女。しかし、なかなかチャンスは作れず、自分たちのペースを掴めない。相手のロングボールを多用した縦に速い攻撃に苦戦し、耐える時間が続く。それでも、相手陣で積極的にボールを奪いに行く姿勢は変えない。すると59分、22夏目のボール奪取から、28白井がこぼれを拾い、ペナルティエリアの外から右足を振り抜く。ボールはGKの頭上を越え、ゴール右上へ吸い込まれるような軌道を描き得点。4-0とリードを広げる。63分には、19笠原→14關の交代を行い、攻撃の手を緩めないア女。70分には、流れるようなパスワークで左サイドに相手を引きつけてから、逆サイドへ展開。ボールを受けた26木南がゴール前へ際どいクロスを送り、15吉野が合わせるも、枠を捉えられない。その後も15吉野を起点に、再三ゴールへ迫るも得点には至らない。81分、4堀内→24大森の交代を行う。89分には、20浦部が相手GKのパスをインターセプトし、そのままシュートを放つが、決めきれない。
90+1分、15吉野→27栗田、26木南→25藤田の交代を行う。GKを含めた下からの安定したビルドアップを軸に、試合終盤まで攻め続けたア女。点数以上にチャンスを作り出していたが、4-0で試合を終えた。
90分間貪欲にゴールを狙い続け、大量得点で見事勝利を収めることができた。気温も上がり、タフさが求められるゲームとなったが、声を切らさず、攻守共にチャレンジする姿勢を見せた。しかし、主導権を握れたゲームだったからこそ、細かいプレーの質やこだわりに物足りなさも感じられた。今後も連戦が続くが、誰が出てもア女のサッカーを体現し四冠達成できるよう、来週からもチーム全員で切磋琢磨していきたい。
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