早稲田 | 2 | 0 – 1 2 – 0 |
1 | 東京国際 |
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(61分)高橋 雛 (66分)並木 千夏 |
得点 | (42分) | ||
警告・退場 | ||||
6 | シュート | 7 | ||
4 | GK | 7 | ||
7 | CK | 1 | ||
1 | 直接FK | 5 | ||
2 | 間接FK | 5 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 16 | 石田 心菜 |
DF | 2 | 船木 和夏 |
DF | 5 | 後藤 若葉 |
DF | 10 | 加藤 希 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
MF | 6 | ブラフ シャーン |
MF | 8 | 並木 千夏 |
MF | 19 | 笠原 綺乃 |
MF | 30 | 築地 育 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 11 | 高橋 雛 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 12 | 黒柳 美裕 |
MF | 17 | 井上 萌 |
MF | 26 | 木南 花菜 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
FW | 15 | 吉野 真央 |
分 | OUT | IN |
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56 | 笠原 綺乃 | 吉野 真央 |
84 | 加藤 希 | 浦部 美月 |
92 | 築地 育 | 黒柳 美裕 |
この試合の戦評
関カレ第2節が東京国際大学グラウンドにて行われた。今季2回目となるアウェイ戦、対する相手は東京国際大学。今年1部に昇格してきたチームである。敵地ではあったが、ア女のサッカーで相手を翻弄すべく攻守共に果敢なハードワークを90分通し闘い続けた。
前半は相手ボールでキックオフ。前節から4堀内→5後藤、15吉野→9廣澤と顔触れを変えてのスタートだ。普段とは異なるピッチ状況を踏まえ、立ち上がりは安全策を取るア女。相手の背後に返すクリア、セカンドボールの回収を徹底する。前半8分、11髙橋が中盤でボールを奪取し、8並木へパスを送る。2船木がオーバーラップをかけ、厚みのある攻撃を見せる。前半10分、中盤のパスミスを相手に奪われ、ショートカウンターを受けるも、22夏目の抜け目ないカバーリングによりペナルティエリアへの進入を防ぐ。その後、コーナーキックを与えるが、22夏目のクリアによりゴールを許さない。立ち上がりから激しい攻防が続くも、給水タイムを終え、徐々に相手の連動した守備が薄れてくる。相手陣でボールを持つ時間が増え、ゴール前への進入を図りたいア女。前半24分、6ブラフが相手のプレッシャーをかわし、19笠原にパスを送る。19笠原から抜け出した8並木にボールは渡り、クロスを入れる。9廣澤のスルーから11髙橋がシュートを放つも相手にブロックされる。二次攻撃をするも、相手の固い守備をこじ開けられず、スコアレスの戦いが続く。前半42分、ペナルティエリア付近でFKを与えてしまう。相手のFKは壁の横を抜け、飛び出してきた相手が頭で合わせ失点をする。その後も攻撃の手を緩めないア女だが、笛が鳴り、前半終了。今季初の0-1、追いかける展開になった。
HTには、サイドの起点を利用することを共通認識にした。また、グラウンド状況にも対応できるようになったため、後ろからテンポ良く回し、背後を取りに行くことを確認。
後半も果敢に攻め込むア女。すると、47分、10加藤のロングフィードは相手の背後へと落ちる。抜け出した9廣澤のループシュートは惜しくもクロスバーに当たり得点を奪うことはできない。立ち上がり早々流れを手にしたア女。58分、19笠原→15吉野の交代を行い、攻撃にさらなる拍車をかける。60分、丁寧なビルドアップから6ブラフが前を向き、9廣澤にパスを送る。2列目から抜け出してきた11髙橋にボールは渡り、そのままクロスを上げCKを得る。8並木のキックは華麗な弧を描き、11髙橋が頭で合わせ、1-1。試合は振り出しへと戻る。ア女の勢いはさらに加速する。後半65分、5後藤から30築地へのサイドチェンジ。15吉野がサポートに行きパスを繋ぐ。15吉野はオーバーラップしてきた2船木にボールを流す。2船木のクロスは、相手GKの頭上を超え、ファーに走り込んできた8並木が頭で押し込み2-1。逆転に成功する。給水を挟むも、10加藤を筆頭に声を切らすことなく、攻守共に集中した時間帯が続く。81分、22夏目からのループパスに15吉野が反応し、シュートを放つもGK正面。85分、10加藤→20浦部の交代を行う。20浦部の積極的な攻撃参加はさらに相手を苦しめ相手陣でのプレー時間が増える。さらに87分、30築地→12黒柳の交代を行う。12黒柳の激しいプレッシャーは試合を締め括る大きな活力になり、2-1で試合終了。見事に勝利を収めた。
普段とは異なる試合環境の中、積み上げた勝ち点3。スコア以上に得たものが大きな試合だった。今後も続くアウェイ戦に向けてチーム全体が順応していく力に伸び代を感じた。また、連戦にはチーム力は不可欠であるため、全員の更なるレベルアップが求められていると感じた。次節もこの勢いを止めず挑み越えていきたい。
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