第26回関東女子サッカーリーグ戦 優勝決定戦
12/20vs日テレ•東京ヴェルディメニーナ
13:00kick off
早稲田 0 (0-1,0-0) 1 メニーナ
【メンバー】
-前半-
鈴木、船木、後藤、堀内、ブラフ、加藤、村上、阪本、並木、髙橋、廣澤
–後半-
鈴木、船木、後藤、堀内、ブラフ(→佐々木)、加藤(→松本)、村上、阪本(→蔵田)、並木、廣澤、髙橋
【失点】
8分 失点
以下、戦評です。
第26回関東女子サッカーリーグの優勝決定戦がホームで行われた。勝てば関東リーグ12連覇となる大事な一戦である。また、これから始まるインカレを前に、一発勝負を経験できる貴重な試合でもある。対する相手は日テレ・東京ヴェルディメニーナ。ア女全員で、結果に拘り試合に臨んだ。
前半は、相手ボールでキックオフ。入りから勢いよく前から守備の圧をかけることで、相手陣地に押し込み流れを掴もうとするア女。しかし、足元の技術が高い相手から上手くボールを奪いきれず、相手にペースを持っていかれる。7分、サイドに追い込んだ相手からボールを奪い切ることができずに、手薄な逆サイドに展開を許してしまう。駆け上がってきた相手SBに良い状態で持たれ、質の高いクロスをあげられる。飛び込んできた相手を止めることもできずに、あっけなく先制点を許し、0-1となる。しかし、直ぐに切り替えて得点を狙う。すると、その1分後、7髙橋が高い位置でボールを奪うことに成功する。そのままドリブルで持ち上がり、9廣澤へ丁寧なスルーパスを出す。ダイレクトでシュートを放つが、惜しくもGKに阻まれる。そこで徐々に要領を掴むが、新たな決定機を創り出すことができない。徐々に相手に押し込まれ、19分には、スルーパスに反応した相手FWにシュートを放たれしまう。バーに当たり、辛うじてゴールは免れたものの、相手のペースは変わらず続く。前半は0-1のまま終了。
HTには、細かい守備の共通認識を確認。また、点を奪いに行くためにより一層気を引き締めて後半に臨んだ。
後半はア女ボールでキックオフ。しかし前半同様、相手に押し込まれる展開となる。点を取らなければならない焦りや前半の疲れから、前線でボールを収められず、すぐにボールを奪われて相手の攻撃となる。55分、5阪本→8蔵田の交代を行い、得点を狙う。自陣まで押し込まれて守備を行うことも少なくはないが、奪ったら直ぐ前へと繋いでいき、ゴールへ迫る機会が少しずつ増える。それでも得点には至らず、65分には、14加藤→11松本の交代を行い、攻撃にさらに厚みをかける。しかし、なかなか相手の嫌がるような攻撃を仕掛けていくことができない。75分には、20ブラフ→3佐々木の交代を行う。一進一退の攻防が続く中、時間だけは無情に過ぎていく。相手陣地で行うプレーが多くはなっているものの、ゴールへの道をこじ開けることができない。その後も25後藤、29堀内の連携した守備でカウンターの芽を潰しながら、ゴールを狙い続けるが、思い通りには行かず。試合は動かないまま0-1で試合終了。
12連覇がかかった大切な試合であったと同時に、インカレ前の貴重な公式戦を勝利で収めたかったが、現実は甘くなかった。この試合の結果に悲観的になるのではなく、しっかりと受け止めていきたい。そして、反省、修正していくことで、インカレ優勝に向けて万全な準備をしていきたい。
戦評担当:渡邊
【次戦情報】
第29回全日本大学女子サッカー選手権大会 二回戦
日時:2020年12月26日 11:00kick off
場所:三木総合防災公園陸上競技場
Twitter 速報有り
それでは失礼します。
吉野