11/10 vs 帝京平成大学 15:05kickoff @うるいどG
早稲田 1 (0-0,1-1) 1帝京平成
【メンバー】
川端、佐々木、井上、吉野、關(→黒川)、阪本、シャーン、黒柳、冨田(→渡辺)、土居、並木(→蔵田)
【得点者】
43分 土居 明日香
【戦評】
育成リーグ帝京平成大学戦が行われた。同日に行われた関カレは引き分けてしまい、惜しくも優勝を逃してしまった。多くの選手が試合経験を積むことができるこの育成リーグ。結果に拘るのはもちろんだが、一人ひとりのレベルアップ、そしてチーム力を上げるべく、全員が強い気持ちで試合に臨んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。試合開始序盤から主導権を握るア女。ディフェンスラインから落ち着いてビルドアップし、確実にボールを前に運んでいく。一人ひとりのボールを保持する時間が短く、テンポ良くパスが回っていくため、相手はそのパス回しについていくことができない。7分には、右サイドからの17阪本のクロスに反応した12並木がシュートを放つも、これは相手GKの好セーブに阻まれる。その後も立て続けにシュートを放つが、得点には至らない。徐々に相手もア女の攻撃に対応し始める。ボールは保持しているものの、なかなかゴール前までスムーズに運ぶことができず、シュートを打つことができない。逆に相手はカウンター攻撃で一瞬の隙を突き、ア女ゴールを脅かす。20分、中央からのスルーパスでゴール前まで行かれるも、16川端の絶妙な飛び出しからのキャッチで失点は許さない。その後もリズムを変えながら相手ゴールに迫るも、先制点を取ることはできず前半は0-0で終了。
HTには、試合の進め方の確認、フィニッシュの精度を上げること、FWにボールが入ったときの前向きのサポートを増やすことなど、大まかなことから細かいところまでしっかりと確認し後半に臨む。
また、29關→24黒川、2冨田→38渡邊、12並木→13蔵田の交代を行う。
後半も前半同様、ディフェンスラインから落ち着いてビルドアップをしながら相手ゴールに迫る。しかし、42分、自陣のペナルティエリア付近での混戦で相手がボールを拾い、そのままニアにシュートを打たれ失点。0-1となる。しかし2分後の9分、今度は相手ゴール前で38渡邊がシュートを放ち、一度はブロックされるも混戦の中30土居が押し込みゴール。1-1と試合を振り出しへ戻す。相手は前半よりドリブルを多用し、ア女の守備陣形を崩しにかかる。また、前線からのプレスも強くなり、ア女が落ち着いて回す時間が少なくなってしまう。相手のハイプレスを回避しようと、相手の背後へのロングフィードを増やす。しかし、そのロングフィードをうまく収めることができず、お互い蹴り合うシーンが増え、バタついた時間帯が続く。それでも64分、31井上からの絶妙な相手の背後へのロングフィードに13蔵田が反応しゴール前まで運ぶも、相手の粘り強い守備に阻まれる。大きなピンチはないものの、決定機を作ることができず試合はこのまま1-1で終了。
関カレに続き育成リーグも引き分けてしまったものの、チーム全体でのイメージの共有はしっかりとできていた。一つ一つの精度をもっと高めていき、さらなるレベルアップを図るべくチーム全員で意識を高く持ちながらこれからも練習に取り組んでいきたい。
村上
それでは失礼します。