第37回関東大学女子サッカーリーグ 前期第1節
4/22 vs 十文字学園女子大学
16:00 kick off
早稲田 0 (0-0,0-0) 0 十文字
–前半–
石田、浦部、夏目、杉山、築地、宗形、笠原、後藤、三谷、﨑岡、新井
–後半–
石田、浦部、夏目、杉山、築地、宗形、笠原、後藤、三谷、﨑岡(→白井)、新井(→千葉)
【得点・失点】
なし
以下、戦評です。
春らしい穏やかな気候の中、関東大学女子サッカーリーグ前期第1節、十文字学園女子大学戦がホーム東伏見グラウンドで行われた。昨年は新型コロナウイルスの影響により開幕延期が続いた関カレ。今年は予定通りに開幕戦を迎えることができ、試合ができることの喜びと感謝を胸に全員で心を一つにし挑んだ。
前半はア女のボールでキックオフ。前半6分3後藤の相手の意表をつくパスに9三谷が反応。9三谷のクロスからこの試合最初のコーナーキックを獲得。序盤からボールを支配する時間が続くもののシュートまで持ち込むことができない。14分、ハーフライン付近で相手にFKを与えるも、冷静にクリア。続く18分、22分と相手にシュートを打たれる。ここも連動した守備により難を逃れる。安定してボールを保持することができず、激しい攻防が続く。29分、11宗形と3後藤の連携からCKを獲得。相手GKのパンチングに阻まれ、簡単にシュートを打つことができない。30分にFK、33分にCKとセットプレーを何度か獲得するも得点には繋がらない。徐々にア女のペースを取り戻し、ボールを支配しながら攻撃チャンスを伺う。42分、右サイドを突破され、相手にシュートを打たれるも1石田の冷静な判断により失点を免れる。一進一退の両者譲らない展開が続き、0-0のまま前半を終える。
ハーフタイムにはクロスの合わせ方と状況に応じたプレーの選択について再確認。更に、ア女らしく果敢に挑み闘おうと熱い声を掛け合う。
後半は十文字ボールからスタート。51分、7笠原の左サイドの仕掛けから相手陣内でのフリーキックを獲得。キッカー11宗形の精度の高いボールに28﨑岡が頭で合わせるも惜しくもクロスバー。跳ね返ったボールに25杉山が素早く反応するも枠を捉えきれない。後半開始早々、決定的なチャンスを演出し、リズムを掴むア女。55分、CKに10築地が頭で合わせるも身体を張った相手DFに阻まれる。シュートチャンスは増えているものの、相手の粘り強い守備の壁を越えることができない。61分、27新井→26千葉の交代を行う。細かいパスワークやサイドチェンジでボールを支配する展開が続くア女。相手の勢いのある攻撃に対しても素早い切り替えと連動した守備で守りきる。76分、28﨑岡→8白井の交代を行う。両サイドから何度かクロスが上がるものの、合わせることができず、得点に繋げることができない。85分、86分にコーナーキックを獲得。こぼれ球にも素早く反応し、ニ次攻撃に繋げるも相手の固い守備に阻まれる。激しい攻防が繰り広げられ、0-0のまま試合終了。
開幕戦特有の緊張感の中、挑んだ今節。勝利を飾ることはできなかったが、多くの成果と課題を得たこの試合はア女2023のサッカーを創り上げる上で非常に大きな意味を持つだろう。試合で得たものにきちんと目を向け、一試合一試合確実に積み上げていきたい。そして、今シーズンもチーム一丸となり、早稲田の誇りを胸に闘っていきたい。
戦評担当:栗田
【次戦情報】
第29回関東女子サッカーリーグ
前期第2節 vs 神奈川大学
日時:2023年4月23日 16:00 kick off
場所:東伏見G
Twitter速報あり
それでは失礼します。
澤田