皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会関東予選 2回戦
9/4 vs 流通経済大学
10:30 kick off
早稲田 2 (1-0,1-1) 1 流通経済
【メンバー】
-前半-
近澤、夏目、ブラフ、堀内、田頭、井上、廣澤、笠原、髙橋、木南、吉野
-後半-
近澤、夏目、ブラフ、堀内、田頭、井上、廣澤、笠原、髙橋、木南(→生田)、吉野
【得点・失点】
-前半-
39分 吉野真央
-後半-
51分 髙橋雛
54分 失点
以下、戦評です。
第 44 回関東女子サッカー選手権大会 (兼)皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会関東予選の2回戦が群馬県の前橋総合運動公園で行われた。ア女にとっての初戦、40分ハーフで行われる今試合の対する相手は流通経済大学。昨年、準決勝で悔しい結果となったからこそ、今大会は、皇后杯本戦の出場権を獲得するとともに優勝を飾りたい。
負けたら終わりのトーナメント戦という緊張感を持ちながら試合が始まる。前半はア女ボールでキックオフ。天然芝でいつもと違うグラウンド状況。徐々に適応しながらペースを掴むア女。ボールを保持するもミスで失うこともあり、互いにビッグチャンスはないまま時間が過ぎる。焦れずにボールを回し、隙をついてゴールに向かいたい。9分、9廣澤と14笠原が左サイドでワンツーから突破を試みるも相手の守備に阻まれる。13分には、中央でボールを失いカウンターを受けそうになるが6ブラフが冷静に対応。すると17分、10髙橋が左サイド深い位置からクロスをあげ、17木南が勢いを持って入るが惜しくも合わず。その後も10髙橋が中央でボールを奪い自らシュートを打つなど、幾度かゴールに迫る。給水を終え、先制点が欲しいア女は焦れずにゴールへの道を探る。ボールを失っても素早い切り替えとDFラインの統率された守備でピンチを未然に防ぐ。39分、6ブラフのロングフィードに抜け出した9廣澤が相手GKと1vs1となるも、相手GKのファインセーブでコーナーキックとなる。このコーナーキックで8井上のボールに11吉野が頭で合わせ、前半終了間際に待望の先制点を獲得。得点後、いい流れに乗るも1-0で前半終了。
ハーフタイムでは、ビルドアップ時からスイッチを入れるタイミングを共有した。また、前線と中盤の距離感を修正し、ゴール前の崩しに拍車をかけるよう試みる。
後半は相手ボールでキックオフ。立ち上がりから、相手陣地で押し込むべく、ロングボールを配球する。42分、高い位置から守備をした15田頭がクロスを上げる。相手にクリアされるも立ち上がりから、相手ゴールを驚かす。続く48分、10髙橋と9廣澤のコンビネーションでゴール前まで迫るも、シュートに行き届かない。51分、右サイドでボールを持った9廣澤、11吉野の崩しに10髙橋が反応し、GKとの1対1を勝ち切り、待望の追加点で2-0とリードを広げた。52分、17木南→27生田の交代を行う。54分、バックパスがグラウンドによってイレギュラーに跳ねてしまい失点をし、1-2となる。立ち上がりの勢いを保ちたいア女だが、自陣でのパスミスから相手にシュートを打たれるシーンが続く。67分、27生田がクロスを上げる。4堀内が最後はシュートを放つも僅か左に逸れる。73分、27生田が背後へ抜けだす。自身のスピードを活かして上げたクロスが相手GKとの混戦を招き、11吉野が反応するもゴールには至らない。75分、4堀内のアーリークロスに9廣澤がフリーで抜け出したが、僅かに合わない。82分、相手のクリアボールがそのまま繋がり、カウンターを打たれるが、失点は免れ、試合終了。2-1で初戦を勝ちきった。
今シーズン初のトーナメント戦だったが、無事に駒を1つ進めることができた。序盤からブロックを敷かれ、攻撃が滞る部分もあった。それでもトライ&エラーを重ね、戦い続けた80分間にはスコア以上の価値がある。課題がある限り私たちは成長できる。皇后杯ベスト8への物語はまだ始まったばかりだ。2日後には関カレが待っている。ホームで出来ることに感謝し、全員で勝ちに行く。
戦評担当:井上、藤田
【次戦情報】
第36回関東大学女子サッカーリーグ
後期第5節vs 日本体育大学
日時:2022年9月6日 16:00 kick off
場所:早稲田大学東伏見グラウンド
有観客試合
Live配信あり
Twitter速報あり
グッズ販売あり
それでは失礼します。
大森