第36回関東大学女子サッカーリーグ 前期第2節
8/24 vs 日本大学
18:00 kick off
早稲田 3 (1-2,2-1) 3 日本大学
【メンバー】
-前半-
近澤、堀内、夏目、ブラフ、船木、井上、木南、髙橋、廣澤、生田、吉野
-後半-
近澤、堀内、夏目、ブラフ、船木、井上、木南、髙橋、廣澤、生田、吉野
【得点・失点】
-前期-
13分 失点
24分 船木和夏
29分 失点
-後半-
67分 廣澤真穂
71分 失点
86分 髙橋雛
以下、戦評です。
関東大学女子サッカーリーグ前期第2節がアウェーで開催された。対する相手は日本大学。中二日で迎えた今回の試合、準備期間は短かったものの前節の悔しさを胸にチーム全員で連戦の最終節に挑んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。開始早々チャンスが訪れる。3分、右サイドでボールを受けた17木南がゴール前にクロスを上げる。一度はキーパーに弾かれるが、逆サイドにいた2夏目が再びクロスを上げ9廣澤がフリーで頭で合わせるも惜しくもクロスバー。13分、早い時間に試合は動く。相手にクリアミスを拾われ、ゴール前にクロスを上げられる。ニアサイドへ走り込んだ相手に、ヘディングで合わせられ失点。0-1となる。追いつきたいア女は17分、左サイドを9廣澤が突破しそのままシュートを放つも相手キーパーの好セーブに阻まれる。この攻撃で流れを引き寄せたア女は、24分、右サイド17木南がゴール前に上げたクロスを5船木が頭で合わせ同点。1-1とする。追加点を狙いたいア女だったが29分、自陣中央でボールを失い、相手にミドルシュートを打たれ失点。1-2となる。40分、自陣の右サイドからクロスを上げられ、ゴール前の混戦から相手にシュートを打たれるも、4堀内、1近澤の身体を張ったプレーでゴールを許さない。45+3分、右サイドの粘りからCKを獲得すると、8井上のボールに6ブラフが足で合わせるも相手キーパーにキャッチされる。そのまま前半を1-2で終える。
HTには守備の共通認識を高めて、奪いどころを共有。ビルドアップ時のポジショニングを改善、個人間のイメージの擦り合わせを行い、得点への意識を高めた。
後半はア女ボールでキックオフ。48分、右サイドの崩しを拾った17木南がシュートを放つもゴール上に外れる。52分、ハーフラインでのパスミスからカウンターを受けるも2夏目のナイスカバーにより事なきを得る。60分には、ペナルティーエリアの混戦からシュートを打たれるも1近澤がスーパーセーブ。63分、ペナルティーエリア付近で相手にFKを与えるも壁に当たり失点を免れる。相手の猛攻に耐えたア女についにチャンスが訪れ、試合が動く。67分、相手のビルドアップを奪うと右サイドでボールを受けた17木南から、オーバーラップした5船木がボールを受けゴール前にクロスを上げる。中央にいた9廣澤に渡りシュートを放つ。一度は相手に当たるが、こぼれ玉を再び9廣澤が拾い、豪快なシュートを放つ。ボールはゴール右端へと突き刺さり2-2。再び試合を振り出しに戻す。このゴールで勢いに乗りたいア女だったが、71分クリアボールを相手に中盤で拾われると素早いパス回しからフリーの相手にゴール前まで運ばれ失点。2-3となる。76分、9廣澤、10髙橋、11吉野を中心に攻め立てるア女。86分、安定したビルドアップから8井上のスルーパスに抜け出した10髙橋がキーパーの頭上を超えるシュートを放ち得点。3-3とする。逆転勝利を狙うア女は90+2分、10髙橋のミドルシュートからCKを獲得。8井上のボールに11吉野が頭で合わせるも、惜しくもボールはクロスバーの上。最後までチャンスを作るも決めきる事ができず、3-3で試合終了。
前半早い時間に先制され、激しい攻防が続き両者譲らない熱い戦いとなった。先制されてもチーム全員で戦い続けたア女は、この試合3度追いかける展開となったが、最後まで諦めなかった。しかし、3連戦の最終節を勝利で終わりたかったのは確かだ。来週から皇后杯が始まり、負けたら終わりの戦いになる。今シーズンア女が掲げている「皇后杯ベスト8」という目標を達成するために、チーム全員で修正し皇后杯に挑みたい。
戦評担当:石田
【次戦情報】
皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会関東予選
2回戦 vs 流通経済大学
日時:2022年9月4日 10:30 kick off
場所:前橋総合運動公園(観客の有無に関しては後日お知らせ致します)
Twitter速報あり
それでは失礼します。
吉野