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第36回関東大学女子サッカーリーグ 前期第6節 試合結果(vs 十文字学園女子大学)

第36回関東女子サッカーリーグ 前期第6節

5/29 vs 十文字学園女子大学
@早稲田大学東伏見キャンパスサッカー場
16:00 kick off

早稲田 2 (1-0,1-0) 0 十文字

【メンバー】
-前半-
石田、船木、夏目、堀内、浦部、ブラフ、笠原、宗形、髙橋、三谷、廣澤

-後半-
石田、船木、夏目、堀内(→井上)、浦部、ブラフ、笠原(→築地)、宗形、髙橋、三谷(→吉野)、廣澤

【得点・失点】
-前半-
23分 船木和夏

—後半-
85分 廣澤真穂

以下、戦評です。

関カレ前期第6節がホームで行われた。対する相手は十文字学園女子大学。今シーズン初の連戦でチームが一つになることがより求められる試合であった。また関カレの初のホームでの試合でもある。それぞれの役割を全うして勝利を目指して挑んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。相手は、入りから全員で声を出し、前からのプレスで圧をかけてくる。対してア女は、冷静にいつも通りの対応。入りは、繋ぐというよりは大きく前へ蹴るはっきりとしたプレーで、流れを掴もうとする。両者攻防が続き、最初に流れを掴んだのは相手。2分、相手にCKを与える。しかし、そこを守り切ると、徐々にア女の頭角を現す。それぞれ少ないタッチ数でボールを正確にコントロールし確実に繋いでいく。個々の技術の高さと予測と連携のレベルの高さで相手を上回り、自分達のペースを掴んでいき、相手陣地内深くで繋げるようになってくる。9分、9廣澤の中央への仕掛けから10髙橋へスルーパス。10髙橋がこの試合の最初のシュートを打つ。相手DFにブロックされるが、ア女の攻撃は止まらない。13分、6ブラフがペナルティエリア外、コート中央の遠い位置からロングシュート。枠を捉えるもGKにキャッチされる。17分には、左サイドでの複数人による連携から5船木がクロスボールを上げ、10髙橋が頭で合わせる。ゴール上に外れるが、徐々にシュートまでの精度が高まっていく。そして、21分、7三谷のスピードを活かした果敢な仕掛けからCKを獲得する。CKのこぼれ球を26宗形がミドルシュート。一度は相手に弾かれるが、5船木が押し込みネットを揺らす。ついに先制点を上げる。その後も果敢にゴールを狙いに行くが、32分、ビルドアップミスにより自陣中央、ゴールに直結する場所でボールを失う。そして、ペナルティエリア付近から決定的なミドルシュートを打たれる。DF陣の素早い切り替えからの戻り、そして、16石田のスーパーセーブでピンチを切り抜ける。その後も相手陣地内でボールを回す時間が続くが追加点には至らず。1-0で前半終了。

HTには、個人間でのプレーの擦り合わせ、攻撃の起点を横パスにすることの共有、そして、リスクマネジメントの再確認を行った。

後半もショートパス、ロングパスを使い分け、相手を左右に揺さぶり、ゴールに迫っていくア女。後ろで回しながらうまく時間も使っていき、相手の隙を見逃さず、抜け出しやサイド突破からのクロスを狙う。たとえボールを奪われても、一瞬の切り替えでしっかりとマイボールにし、自分たちのサッカーをする時間を長くする。56分、7三谷→11吉野の交代を行う。11吉野がトップに入り、中央で攻撃の起点となることで攻撃の安定感が増す。66分には、4堀内→8井上の交代を行う。後半に入ってから大きく試合が動かなかったが、85分についに試合が動く。26宗形のロングフィードから9廣澤が抜け出し、浮いたボールを上手く合わせる。弧を描いたシュートは相手GKの上を通りゴールへと吸い込まれる。2-0となる。93分、14笠原→19築地の交代を行う。試合終盤、追いつこうと最後の猛攻撃を仕掛けてくる相手に対して攻め込まれることもあるが、HTに話していたリスクマネジメントをしっかりと実行に移す。遅らせる守備をしたり、しっかりとボールを奪い切ることで、大きなピンチを招くこともなく、そのまま2-0で試合終了。

今シーズン初の連戦、積み上げてきたものを出し切り、勝ちで終わることができた。今後の更なる連戦に向けて幸先のいいスタートを切ることができただろう。この試合での経験をさらに積み上げていき、来週の連戦では両日共に勝ち点3を掴み取る。

戦評担当:渡邊

【次戦情報】
第36回関東大学女子サッカーリーグ戦

前期第7節 vs 神奈川大学
日時:2022年6月4日 16:00 kick off
場所:早稲田大学東伏見キャンパスサッカー場

Twitter速報有り

それでは失礼します。
吉野