皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会 2回戦
12/5 vs スフィーダ世田谷FC
13:30 kick off
早稲田 0(0-1,0-0)1 スフィーダ世田谷FC
【メンバー】
-前半-
近澤、加藤、後藤、夏目、船木、ブラフ、廣澤、髙橋、並木、蔵田、吉野
-後半-
近澤、加藤、後藤、夏目、船木、ブラフ、廣澤、髙橋、並木、蔵田(→三谷)、吉野(→築地)
【得点・失点】
-前半-
28分 失点
以下、戦評です。
皇后杯2回戦が宮城県のセイホクパーク石巻で行われた。対する相手は、スフィーダ世田谷FC。なでしこリーグ1部の相手に対し、今まで積み上げて来た事を再確認し、3回戦に駒を進めるべく、チーム一丸となって試合
に臨んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。開始早々からハイプレスをかけてくる相手に対して、ア女のペースに持っていくためシンプルに裏を狙って行く。1分、7蔵田がこの試合のファーストシュートを放ち、ア女に勢いをつける。7分、右サイドの7蔵田と10加藤の連携によって、サイドの突破を図るものの相手の守備により阻止される。11分、相手の左サイドから中央にパスが通りサイドチェンジ。シュートを打たれるものの、1近澤のファインセーブにより、事なきを得る。一進一退の攻防が続く中、ボールを持つ時間を増やして、ゴールに迫りたいア女。すると20分、10加藤から裏に抜け出した7蔵田にパスが繋がる。7蔵田がそのままシュートを放つものの、相手の体を張った守備により、ゴールを揺らすことをできない。拮抗した展開が続く中、相手ゴールに攻め続けていきたいア女。しかし27分、自陣左サイドから相手FKを与えてしまう。ヘディングでファーサイドで合わせられ失点。相手に先制を許してしまい、0-1となる。41分には相手左サイドから攻め込まれ、クロスをあげられる。ヘディングシュートを打たれるものの枠を外れ、失点は免れる。なんとしても得点を奪いたいア女だが、0-1のまま前半終了。
ハーフタイムでは相手の特徴を逆手に取る、サイドチェンジからの攻撃、食いつきを利用した2人目、3人目を使うことを共通認識にした。後半、チャンスをものにしてゴールを奪いにいく。
後半は相手ボールでキックオフ。まずは残り45分で1点を奪いに行くア女。立ち上がりは両チーム振り幅の大きいボールで攻防が続く。54分、7蔵田→18三谷の交代を行い、サイド攻撃に拍車をかける。56分、積極的にプレッシャーをかけるが、相手に剥がされてしまいシュートを放たれるまで押し込まれる。しかし、1近澤のファインセーブでゴールを死守する。なかなかマイボールポゼッションを図ることができない中、5後藤、22夏目を中心に陣形を整えていく。62分、15吉野→30築地の交代を行う。69分、カウンターのチャンスを得る。11髙橋→18三谷とボールを繋ぎ最後はクロスを上げるが相手にブロックされてしまい、得点を奪うことはできない。しかし、交代選手を含めア女の強みを出した攻撃で再三ゴールに迫る。75分、相手の弱点を突きながら、ア女の時間帯が続く。6ブラフを中心に、両サイドへの展開、2船木、10加藤の積極的な攻撃参加でチャンスを演出する。
80分、6ブラフからのロングフィードに18三谷が反応するも、ゴールには繋がらない。後一歩、付ける足で攻守が一転してしまう。さらに89分、6ブラフのロングシュートは相手GKに拒まれ後一点が遠のく。アディショナルタイムは3分と表示され、ゴールを目指し続けるも0-1で試合終了。2回戦敗退で皇后杯は幕を閉じた。
私たちは全員が「挑戦者」として臨んだ。結果はついてこなかった。駒を進めることはできなかったが、私たちは確実に前に進んでいる。強みを存分に表現し、相手に喰らい付いた。相手を困らせた。これは紛れもない事実である。幸い、私たちには「インカレ」という場所で再度挑む環境がある。下を向いても頂きは見えない。目指す場所を再認識し、2021シーズン、最期の挑戦に蹴りをつけに行こう。
戦評担当:木南
【次戦情報】
第30回全日本大学女子サッカー選手権大会
2回戦 vs 大阪体育大学or札幌大学
日時:2021年12月26日 11:00 kick off
Twitter速報有り
それでは失礼します。
吉野