第43回関東女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会関東予選 準決勝
9/18 vs 日テレ・東京ヴェルディメニーナ
11:00 kick off
早稲田 2 (0-3,2-3) 6 メニーナ
【メンバー】
-前半-
近澤、浦部(→堀内)、後藤、夏目、船木、ブラフ、木南、笠原、髙橋、三谷、廣澤
-後半-
近澤、堀内、後藤、夏目、船木、ブラフ、木南(→築地)、笠原、髙橋、三谷、廣澤
【得点・失点】
-前半-
5分 失点
7分 失点
30分 失点
-後半-
47分 失点
71分 失点
73分 廣澤真穂
80分 失点
82分 髙橋雛
以下、戦評です。
皇后杯関東地区予選の準決勝が行われた。対する相手は、ユース世代ながらも個々のスキルが非常に高い、日テレ・東京ヴェルディ・メニーナ。昨年度には、同じく準決勝で対戦し2-0でア女が勝利を収めている。今回もこの壁をア女のチカラでブチ破り、決勝進出へとコマを進めたいところだ。隙を突き、また隙を見せないゲームにすべく、全員が気を引き締め前半の笛を聞いた。
前半は相手ボールでキックオフ。5分、左サイドを突破され、得点を許す。試合開始早々、0-1となる。その後もア女の穴を探りながら攻撃を仕掛けてくる相手に対し、組織的に守備の陣形を組み立て奪いどころを定めていくア女。しかし、そう簡単にボール奪取できない。7分、相手CKからセカンドボールを拾われ、そのまま失点。立て続けの失点で0-2となる。その後も相手に押し込まれる展開となるが、1近澤を中心にゴールを割らせない。押し込まれる状況が続く中、14分、5後藤のインターセプトから9廣澤とワンツーでシュートを放つも得点には至らない。また、18分、18三谷の持ち味であるスピードに乗った仕掛けで3人を置き去りにし最後はシュートを放つも、相手キーパーに阻まれる。勢いに乗りたいア女だが、なかなかマイボールにできず、我慢の時間が続く。30分、左サイドの深い位置からマイナスのクロスが上がり、そのままシュートを放たれ、失点。39分、20浦部→4堀内の交代を行う。なんとか1点を返したいア女だが、0-3のまま前半終了。
HTには、ボールを奪った時こそ前のアクションを増やすこと、前半をふまえた上で守備でのスイッチのかけどころを共有する。また、追いつくためにまずは1点を奪いにいく。
後半はア女ボールでキックオフ。47分、相手にFK与えてしまう。低くて早いボールに反応され、失点。後半開始早々、追加点を許してしまい、苦しい試合展開となる。48分、26木南→30築地の交代を行う。51分、30築地から9廣澤へとスルーパスが渡る。華麗なターンから最後は左サイド18三谷がシュートを放つも、キーパー正面。徐々に攻撃の形が生まれ、ア女ペースになりつつある。幾度か意図的な守備でボールを奪うも、ボールを繋ぎ切ることができない。69分、相手にコーナーキックを与えてしまう。早いクロスから流し込まれるも、ポストに助けられ、こぼれ球に反応されるも1近澤のファインセーブで死守。71分、相手のスルーパスに抜け出されると、1近澤をかわしゴールに流し込まれ、0-5と突き放される。得点を奪われてもまだ諦めないア女。ベンチにいるメンバーは声をかけ続け、全員で前を向き必死にゴールを目指す。すると、73分、19笠原の精度の高いスルーパスに反応した9廣澤がGKの頭上を突き抜けた華麗なシュートで1点を返す。1-5となる。その後勢いに乗るア女。76分、コーナーキックを獲得。こぼれ球に反応した6ブラフがシュートを放つも枠を捉えることができない。ア女はペースを掴み出すも、80分、左サイドからのクロスにヘディングで叩き込まれ失点。しかしその後の82分、9廣澤のクロスシュートのこぼれ球に反応した11髙橋のシュートがゴールネットに突き刺さる。その後も果敢にゴールを狙いに行くア女だが、2-6で試合終了。
2021ア女が目指す一個目の冠獲得には届かなかった。敗戦後の、いつもとは違うこのやり場のない悔しさは何なのだろうか。劣勢の中、試合をひっくり返すことのできない現状を認めざるを得ない。いつも以上に課題が多く出た試合となったが、明日はジェフ千葉レディースU-18との3位決定戦が控えている。気持ちを切り替え、今日の悔しさを全て明日にぶつけて東伏見に残る仲間の想いを胸に、全員で絶対に勝って終わりたい。
戦評担当:髙橋
【次戦情報】
第43回関東女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会関東予選
3位決定戦 vs ジェフユナイテッド市原•千葉レディースU18
日時:2021年9月19日 11:00 kick off
Twitter速報有り
※無観客試合のため観戦はご遠慮ください。
それでは失礼します。
大森