第27回関東女子サッカーリーグ戦 第1節
4/11 vs大東文化大学
17:00kick off
【メンバー】
-前半-
丸山、堀内、桝田、田頭、浦部、井上、木南、築地、白井、関、吉野
–後半-
丸山、堀内(→加藤)、桝田、田頭、浦部、井上、木南、築地、白井(→廣澤)、関(→髙橋)、吉野
【得点•失点】
-前半-
8分 木南花菜
45+2分 築地育
-後半-
58分 失点
84分 失点
90分 築地育
以下、戦評です。
第27回関東女子サッカーリーグ第1節。対する相手は昨年度のインカレで敗戦した大東文化大学。今シーズン初となる公式戦、因縁の相手だけに、内容以上に結果に拘り、全員が一丸となって試合に臨んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。立ち上がりから相手の背後を積極的に狙い、相手陣地でのプレーを試みる。前半8分、相手CBの配球を20浦部がインターセプトし、28白井へ。28白井から縦パスを受けた15吉野が、食いついた3人の相手を振り切り26木南にラストパス。フリーで受けた26木南が、ニアに振り切りゴール。幸先よく先制点をあげ、1-0とする。18分、中央の不用意なパスミスから自陣にボールを持ち込まれるも、29田頭の献身的な守備、3桝田の冷静な対応によってバイタルを制する。さらには見事なラインコントロールでオフサイドを取り、ゴールに鍵をかける。両チーム攻防が続く中、41分、相手がボールを晒したところを28白井、26木南の2人で取り切り、サイドに流れた15吉野にパス。15吉野から鋭いクロスが上がり、30築地が合わせるも僅かにゴール左に逸れ、そのボールに14関が詰めるが、相手にブロックされてしまう。46分には、相手のロングフィードを17井上がカットし、28白井へ。28白井からのパスを4堀内が受け、30築地の緩急をつけた抜け出しに合わせて地を這うフィードを放つ。30築地のシュートはサイドネットに突き刺さり待望の追加点を得る。歓喜と共に笛が響き2-0で前半を終える。
最高の形で前半を終えたア女。相手の中盤ラインを超えるパスワークで前進することができ、相手の隙を突き続けた。HTには、相手が修正してくることを踏まえて、ゴールに迫る優先順位の確認、後半、点を取りにくる大東文化のハイプレスに対する策を全員で共有する。
後半、ア女はダメ押しの3点目を狙いに行くが、相手のハイプレッシャーに苦しむ時間帯が続く。58分、右サイドからクロスを上げられる。一旦はクリアするもGKとの連携ミスで相手に押し込まれてしまい、失点。2-1となる。その後も声を絶やさないア女。相手を突き放すべく果敢に相手の陣地に攻め込む。72分、14関→11髙橋の交代を行い追加点を狙いに行く。相手の圧力に苦しむ中、75分、15吉野のスルーパスに抜け出した11高橋がシュートを放つもキーパーに阻まれ、追加点を奪うことができない。試合終盤になるにつれ、相手の猛攻はさらに勢いに乗る。84分、ア女はハンドを取られ、相手にFKを与える。30メートルを超える距離から直接決められてしまい、2-2。ラスト5分にして試合は振り出しにもどる。絶対に負けられないア女。88分、11髙橋のシュートが相手に当たりCKを獲得する。同分に、9廣澤→28白井の交代を行う。CKではいいボールが上がるも最後まで決めきれず、再度CKを獲得する。90分、17井上のキックはファーに飛び、そこに30築地が打点の高いヘディングで押し込みゴール。待望の3点目を決める。3-2となりアディショナルタイムは3分と表示される。このまま逃げ切りたいア女。自陣のバイタルエリアに侵入されるもDFラインとGKの鉄壁な守備によりゴールを死守し、試合は3-2で終了する。
今シーズン初となる公式戦を勝利することが出来た一方、公式戦ならではの緊張感をチーム全員が体感した。2-0の怖さや、セットプレーの重要さを改めて認識する試合だった。次節も、厳しい戦いになると思うが、全員で勝利を掴みにいきたい。
戦評担当:井上
【次戦情報】
第27回関東女子サッカーリーグ戦
第2節vsSEISA OSAレイア湘南FC
場所:星槎湘南スタジアム
日時:2021年4月17日 16:00kick off
Twitter 速報有り
それでは失礼します。
吉野