【2023早慶クラシコ presented by アミノバイタル® 第74回早慶サッカー定期戦】
2023年7月7日(金)
vs慶應義塾大学
18:30Kickoff @味の素フィールド西が丘
早稲田大学 1(0-0、1-0)0 大学
■得点者
-後半-
31分 早稲田大学(平野右京)
■先発メンバー
GK 1 山田怜於
DF 20 石川真丸 6 平松柚佑 3 中谷颯辰 2 森璃太
MF 10 植村洋斗 4 小倉陽太 14 山市秀翔 7 小松寛太 17 本保奏希
FW 9 奥田陽琉
■リザーブ
GK 16 ヒル袈依廉
DF 5 藤本隼斗
MF 8 福井寿俊 11 平野右京 12 松沢遥 15 東廉 24 伊勢航 19 成定真生也
FW 13 鈴木大翔
■交代
-後半-
13分 9 奥田陽琉 → 13 鈴木大翔
21分 14 山市秀翔 → 11 平野右京
27分 7 小松寛太 → 15 東廉
35分 17 本保奏希 → 8 福井寿俊
44分 20 石川真丸 → 12 松沢遥
【レビュー】
アミノバイタルカップを3位で終え、自信をつけて挑む早慶戦。早稲田に関わる全ての人の思いを背負い、絶対に負けられない一戦に挑む。
試合序盤は組み立てを図るも、前線から相手の激しいプレスに苦戦を強いられる。17本保や2森を中心に縦突破から攻撃の糸口を探るも、チャンスを生み出すことが出来ない。
前半26分、17本保を起点に4小倉から7小松、2森と繋ぐとコーナーキックを獲得。この日初めてのチャンスを生み出すが、得点には繋がらない。32分、慶大に一度はネットを揺らされるも、オフサイドの判定でノーゴール。ボールを保持する展開が続くも大きなチャンスを生み出すことが出来ず、0-0で前半を終える。
慶大の縦へ早い攻撃に苦しめられる時間帯もあったが、6平松、3中谷の落ち着いた対応でチャンスを作らせず無失点で折り返した早稲田。ベンチには13鈴木、11平野など高い攻撃力を持つ選手が揃っている。選手交代を上手く使い、必ず得点を掴み取りたい。
後半も開始から拮抗した展開が続く。後半14分、9奥田に変わり13鈴木が投入されると、高い位置でボールを収まるようになり、攻撃のリズムを作る。後半16分には、相手ペナルティエリア付近でボールを奪取した14山市がシュートを放つも、クロスバーに阻まれる。さらに攻勢を強めたい早稲田は後半21分に11平野を投入。11平野が持ち前のスピードを活かし、右サイドで果敢に攻撃を仕掛けると、試合のペースを完全に早稲田が掴む。後半29分、10植村の強烈なシュートは枠の外。後半30分には10植村のパスに抜け出した11平野がキーパーと1対1を迎えるが、決め切ることができない。そして迎えた後半31分、2森の左サイドからのピンポイントクロスに11平野が頭で合わせ、先制に成功する。その後は8福井、12松沢を投入し、試合を締めにかかる。最後まで集中した守備で得点を許さず、1-0で試合終了。
今年で74回目を迎えた早慶サッカー定期戦は、互いに譲らずぬ展開が続くも、11平野の値千金のゴールで先制すると、このゴールを守り切り1-0で勝利を収めた。第73回大会に続き勝利した早稲田はこれで2連覇となる。この試合で得た自信と勢いのまま、リーグ戦へと挑みたい。
次回の公式戦は
【JR東日本カップ2023第97回関東大学サッカーリーグ2部第10節】
7月16日(日)vs順天堂大学 18:00 kick off @早稲田大学東伏見サッカー場