0-1後半残り5分で、お願いみんな頑張って!
と拳を握りしめている自分に気付くとき、
やっぱり私はア女が好きなんだなと思う。
何をするにもまずア女が優先。
4年間そんな生活だった。
ア女が嫌で辞めたいと思ったことは何度もあったし、
1ヶ月休部したときはもう戻れないだろうなって思った。
だけど、先輩後輩含めア女の皆のことを考えるとそんなことはできなかった。
特に同期の仲間と縁を切るという選択はできなかった。
強い選手、上手い選手ってもっと自分勝手で
殺伐としてると思ってた。
だけどア女の皆はふとした時に優しくて、
周りに気遣いができる本当にできた人達だった。
むしろそういう人間性があるから強いんだと思う。
そんな皆が大好きだし、本当にかっこいいと思う。
私がどんなに勝ちたいと願っても、負けるときは負けた。
でも選手の方が悔しいんだって思って自分をなだめてた。
ア女が勝つと本当に嬉しかった。
皆のことを誇りに思った。
ア女の4年間は私の4年間と同じだし、一生忘れないと思う。
私はこのチームで最後のインカレ優勝したい。
このチームで4連覇したい。
ア女の強さを最大限に出して、一緒に日本一を獲りたい。
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彼女は自分のことを、あまり多くは語らない。
しかし、その言葉の一つ一つに
彼女の優しさが、芯の強さが、
心に抱く仲間への想いが、垣間見える。
心から勝利を託せる仲間たちと
同じ目標、同じ時間を共有できることが
どれだけ幸せなことなのか。
一度はチームを離れた彼女が、
一番その幸せに気付けているのかもしれない。
陰ながら想い、勝利を託す彼女の存在があるからこそ
選手たちはより強く、大胆に、前へ進むことができるのです。
以上です。
明日もお楽しみに!!
それでは、失礼します。
阪本