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『大器晩成』1年 今井双葉

本日の担当は、1年今井双葉です!

1年生ながら、高いボール奪取能力と確かな足元の技術を持つ彼女。
数々の挫折を味わい、乗り越えてきた彼女が大切にし続けている言葉、そして新天地での決意とは…。
是非ご覧ください👀

今回ア女日記を担当させていただく、1年の今井双葉です。入学前に読んでいたア女日記を今度は自分が書く側に立ち、感慨深いです。拙い文章ですが、読んでみて貰えたら嬉しいです。

大器晩成。これは私にとってとても大切な言葉です。「双葉は大器晩成。今は上手くいかなくても努力し続ければ後で必ず成功する」。サッカーが上手くいかずしんどい時、母からいつもこう言い聞かされてきたのです。

まず、私のサッカー人生について少し紹介させてください。私は小学一年生の頃からサッカーを始め、小、中と男子の中でサッカーをしてきました。男子の中でプレーすることで力強さや速さを身につけ、中学年代では、年代別代表合宿に毎年呼んでもらえるようになり、自信を持ってサッカーをしていました。自分はプロになる。なれる。そう思っていました。そして、高校から強豪チームでの寮生活。親元を離れる不安はあったけれど、1年生からスタメンとして活躍してやろうとわくわくした気持ちの方が大きかったです。しかし、現実はそう甘くはありませんでした。一年生の頃全く上の試合に関われず、初めて味わった挫折。上には上がいることを痛感しました。努力しても努力しても上手くいかない日々が続き、努力とは何かすら分からなくなり、サッカーを嫌いになったこともありました。でも、そんな私に母は、「ふたばは大器晩成。毎日コツコツ努力してれば後で花開く。絶対大丈夫。」そう何度も何度も言ってくれました。島根から届く宅配の箱にわざわざ「大器晩成!」と書かれていたりしたことも…笑
そんな母の言葉で毎日努力を継続し続けることができ、高校2年生からスタメンで起用してもらえることも増え、3年生ではチームのために戦えるようになりました。継続し続けた努力が3年間かけて報われたと感じました。

私は、一番過酷で一番自分が成長出来る早稲田大学でサッカーがしたいと思い入学を決意しました。現状、トップの試合に出場したことはなく、とても厳しい状況にいます。自信をなくすことばかりだし、不安になって眠れないこともあります。でも大丈夫。努力をすれば絶対自分の力になる。夢は叶う。大器晩成型。母が何度も何度も言ってくれたこの言葉を信じて自分を信じて前向きにサッカーに向き合い続ける。そしてここで出会えた、素晴らしい監督、コーチ、トレーナー、尊敬出来る大好きな先輩方、個性豊かな優しい大好きな同期に囲まれて、4年間でサッカー選手としても人としても成長したい。大器晩成。諦めず努力し続ければ必ず花は咲く。自分の可能性にわくわくしている。
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以上です。
明日もお楽しみに!
阪本