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『変化』2年 川本美羽

本日の担当は、2年川本美羽です!!

ア女に入り、「自分のため」から「誰かのため」に考え方が変わった彼女。
その変化の過程と、チームの優しさに触れて抱いた「日本一」への決意を語ります。
是非ご覧ください!

こんにちは。

本日、ア女日記を担当させていただきます
2年の川本美羽です。

ア女に来て一年半、私の中で感じる、高校の頃の私からの「変化」について、書いてみました。

拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

「日本一になる。」

高校の頃から同じ目標を掲げてきた中で自分自身はどう変わっただろうか。

ア女に入って一年目は、自分自身の個の強さや戦術理解の部分で多くの課題があると痛感した。

そうした中で、自身のプレーと向き合う時間がほとんどだった。

しかし二年目に入り、個人だけでなく、チームに対して意識的にベクトルを向ける時間が増えた中で、高校の自分から変わったと感じることがある。

高校の頃、私は常に心のどこかで「自分が良ければいい」という考えを持っていた。

自分が上手くなれればいい。

自分がストレスなくサッカーができればいい。

周りに合わせるのは疲れるからなるべく一人でいたい。

そんな思いから高校では、集団で何かをやる事に積極的ではなく、なにをするにも常に自分のペースでこなしていた。

自主練習をするのも、自分が試合で良いプレーをするため。

プレー中に声を出すのも自分の考えを周りに理解してもらうため。

寮の掃除や片付けは自分が快適に過ごせるようにするため。

全ての行動の目的の終着点にはいつも“自分”がいた。

そんな思いがあったから

部員の誰かが起こしたミスについて全員で話し合う時間が勿体無いと思っていた。

ミーティングはサッカーの事を話せれば良いから、個人の私生活の話はその人たちだけで解決してほしいと思っていた。

誰かのために自分の時間と労力を費やして、考えて言葉で伝える事が面倒だと思っていた。

そもそも、周囲のことにあまり興味がなく、どんな問題が起こっているのかという事すら気付かなかった。

いや、気付かなかったのではなく、意識的に目を逸らしていたのかもしれない。

私は周りから「優しいね」と言われることがある。

しかし実際は、

ただ自分のためだけに行動して、周りのために感情を表現したり、行動に移したりすることをやりたくないこととして避けてきただけ。

周囲に無関心でいることによって自分自身の自由と安定を守ろうとしていただけ。

一見優しいと思われてもそれは全く逆だったのではないか。

また、これは高校で始まったことではなく、小さい頃からずっと言われ続けてきたことだった。

小学、中学、高校と先生は違うのに、年度末に渡される通知表の担任の所見欄には、「もっと周りに関心をもつと良いでしょう」という内容の言葉が書かれ続けた。

これが自分の欠点であることはずっと前から分かっていたのに、そこに目を向けて来なかった。

しかし、ア女に来て

“誰かのため”という想いでなにかをすることがいつの間にか自分の中で、「やりたいこと」に変わっていた。

どんなプレーがしたかったのか知りたくてメニューの合間に他の選手と話すことも増えた。

試合中にチームが良い雰囲気になれるように盛り上げる声かけをすることを意識するようになった。

チーム内でズレが生じてしまっている時に、本気で問題に向き合おうとするようになった。

ア女のみんなにとってはごく当たり前のことかも知れないが、私にとっては大きな変化である。

“自分のため”

その思いが最優先だった私を変えてくれたのは間違いなくア女の存在である。

チーム内で噛み合わないことや何か悩みを抱えている人を決して放って置かない。

チームやその人のために真剣に考えて、言葉で伝えてくれる。

ミスに対して本気で向き合って叱ってくれる。

そんな風に本当の意味の“優しさ”で溢れているア女が私は大好きだ。

最後に「日本一」になって全員が笑っていられるように

私はどんな時も“ア女のため”に戦う。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後も温かい応援とご支援をよろしくお願いします。

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以上です。
明日もお楽しみに!
﨑岡