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『決意』1年 三宅万尋

本日の担当は、1年三宅万尋です!!

圧倒的なスピードでサイドを支配しア女の攻撃の起点となる彼女。
ア女での生活で彼女が感じた想い。
そしてこれまでを振り返り、辿り着いた『決意』とは…
是非ご覧ください!

本日のア女日記を担当させていただきます。十文字高校から参りました。三宅万尋と申します。

「ア女」という組織で活動するようになってから半年。
新しい環境になかなかなれない日々でしたが、優しい先輩達や一緒にふざけられる同期のおかげで最近やっと慣れてきました。

今回、入学してから初めてのア女日記ということで、今までのサッカー人生を振り返りながら、これからのことについて決意表明します。

私は、小学3年生の頃にサッカーを始めました。走るのが大好きで、信じられないほど大きくボールを蹴っては走り、そしてそれに追いつくというドリブルばかりしていましたが、いつの間にか私は、サッカーの虜になっていました。

そして中学からは、十文字中学高等学校でサッカーをすると決断しました。この十文字に来たことが、私のサッカー人生を大きく変えてくれたと思います。

3年間十文字中学に所属した後は、そのままエスカレーター式で十文字高校サッカー部に所属しました。十文字高校サッカー部では、学生主体のチーム作り、礼儀などピッチ内外様々なことを学ばせて頂きました。
有難いことに私は、高校2年生の秋から試合に出させていただき、3度の全国大会準優勝を経験しました。
そして、高校3年生時、私はキャプテンに選ばれました。この最後の1年間を振り返れば、全試合を語れるほど思い出深い試合ばかりですが、その中でも、絶対に忘れられない、そして忘れてはいけない一試合があります。
それは、インターハイ関東予選の初戦。この試合で負ければ、インターハイ全国大会には進めない重要な試合でした。

試合前の準備段階でバタつき、アップから暗い雰囲気だったのを今でも覚えています。
キャプテンとしてこの空気をなんとしてでも変えなければならなかったのにも関わらず、自分自身も焦り、どうしたらいいのか分からず、自分の力のなさを痛感しました。

前半に失点をして、0-1で迎えた後半アディショナルタイム。
副キャプテンのスルーパスに抜け出した私は、一か八かでスライディングしながら足を伸ばし、何とかボールに触り同点ゴールを決め、みんなが泣きながら駆け寄ってくれました。
この得点で、「勝てるかも」そう思いました。しかし、この一瞬の気の緩みが、勝負を決めたと思っています。

試合はその後の延長戦でも決着がつかず、PK戦へ。結果は、負け。
去年は準優勝を経験していて、「今年こそは優勝してね」と周りからの期待の声がありながらも、優勝を目指すどころか、関東大会の初戦で負けてしまったこの悔しさはこの先も一生忘れられないと思います。

この試合を経験し、私はどんな状況、どんな相手、自分がどんな立場でも挑戦者でいなければならないと感じ、一瞬の気の緩み、勝てると思った時が負けの始まりということを強く学びました。

そこから、みんなで這い上がり、選手権では全国決勝まで進みましたが、準優勝という結果で終わってしまいました。
インターハイ関東予選の初戦で負けた私たちが、選手権ではここまで這い上がり素晴らしい経験が出来たことから、やり切った気持ちがある反面、最後の決勝という舞台で負けたため、完全燃焼できたか問われると、自信をもってできたとは答えることができません。

だからこそ、「高校で成し遂げられなかった日本一を成し遂げる」という決意をもって早稲田大学に入学をしましたが、高校生時代では、スルスル抜けていたフェイントで抜けなかったり、決めることができていたシュートのコースも、GKの手が伸びてきて止められたり、大学サッカーのレベルを突きつけられました。

試合に出させてもらっているにもかかわらず、ほとんどの試合がチームの勝利に貢献できていない。
公式戦での得点はわずか1点。
これが今の現状です。
でもここで終わってられません。

ア女を応援してくださってくれてる人のためにも。
ア女に全てをかけてくれてる4年生のためにも。

挑戦者として、泥臭く、一生懸命にプレーし必ず成長します。

「私はア女で日本一をとりにきた」

ア女だったらレベルアップできると思い、早稲田大学に進学しました。
もう周りのせいにせず、自分に言い訳をしないで、腐らず努力し続けます。

今の自分からはこんなこと言っていいのかはわかりませんが、早稲田の勝利に貢献できる、ア女を救える、そんな選手に必ずなります。

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以上です。
明日もお楽しみに!
澤田