本日の担当は、3年大庭愛叶です。
選手のために、チームのために、どんな仕事も必死にこなしてきた頼れるマネージャー。
そんな彼女が、ある試合をきっかけに大きく確信した想いとは…
是非ご覧ください!
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2023年5月20日
試合終了のホイッスルが鳴る前から涙が溢れそうで堪らなかった。
私は有難いことに2年時から関東リーグ運営委員として関東リーグに携わってきた。
初めての運営、そして運営委員の9割は大人という環境の中で、数々の悩みや問題が生じた。
その度に自分の未熟さやチームへ貢献できないもどかしさを感じ、落ち込んだのを覚えている。
リーグ運営は2年目となる今シーズン。
開幕前に自分なりに決めていたことがある。
それは、
チームを勝たせられる存在になる
ということだ。
1.2年生の時の私は「選手を支える」という、
何もかもが初めてのことに日々に着いていくことで精一杯だった。
特に、入部してから初の学外との繋がりを持った関東リーグ。
ア女の代表としてリーグを運営することに
責任感と緊張感が高まり、
週末が近づくにつれて心拍数はどんどん上がった。
振り返ってみると、自分自身がタスクを熟すことに付加価値をつけていたようにも思う。
しかし、1年間で成長できたのか、
今年は開幕前にチームへベクトルを向けることが出来た。
そんな中訪れた
2023年5年20日。
あの日を忘れることは生涯ないだろう。
そう、関東リーグvsVONDS市原レディース戦だ。
なかなか勝つことが出来なかった2023関東リーグ。
選手もスタッフも全員が全力で戦うけど結果が伴わない。
いつしか試合前から「勝つぞ!」という覇気より、
「今日は勝てるかな」という不安な空気が漂っているようにも思えた。
そんな中迎えた強敵VONDS戦。
結果としてシュート1本で1-0勝利。
その1本はPKだった。
このスコアからもわかるが、
試合は想像を遥かに超える厳しい戦いだった。
最後のワンプレーまで相手の猛攻撃が続き、
「早く終われ、早く終われ」と誰もが願った。
選手全員が体を張ってゴールを守り切り、
ついに試合終了の笛がなった。
その瞬間、選手、スタッフ、監督、帯同部員
全員が歓喜の渦に包まれ、泣きながら抱き合って喜んだ。
私はあの瞬間を一生忘れない。
選手として、スタッフとして、チームとして、
全員がそれぞれの立場で悩み、もがき、苦しい時期を乗り越えた。
あの瞬間は、間違えなく全員の努力や強い気持ちが報われた瞬間だった。
そして、私にとって大きな確信があった。
「サッカーが、ア女が、大好きだ」ということ。
この人たちのために自分の全ても捧げても良いと強く感じた。
3年目も後半戦、
気づけば4年、気づけば卒業。
そうなる未来が見える。いや、それしか見えない。
残りの短いア女生活を、
自分にベクトルを向けながらも
さらにア女にベクトルを向ける。
大好きなサッカーとア女にもっと向き合いたいと思う。
まずは残り僅かな今シーズン。
チームを日本一に導くために、日本一の環境作りと日本一のサポートに徹底したい。
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以上です。
明日もお楽しみに!
大森