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ア女にいる私『私が頑張る理由』夏目歩実

本日の担当は、3年生夏目歩実です!

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こんにちは!
本日、ア女日記を担当させていただきます3年夏目歩実です。
毎日にこにこして癒しを振りまいている木南花菜ちゃんから回ってきました。彼女、みんなから「こなん」って呼ばれています。名字の「木南」が「こなん」って呼べるかららしいです。笑

「ア女にいる私」というテーマについて、何を書こうか散々悩みましたが、
今回は「ア女にいる私」が頑張る理由、原動力について書こうと思います。
ありきたりかもしれませんが、私は周りの人の影響を受けて頑張ることができています。それはもちろんいつも支えてくれる家族から始まり、友人、スタッフの方々、OBOGの皆さん、ファンの方々、ア女のみんな、私に関わる全ての人です。
私は高校から親元を離れているので、ここ5年半はなかなか家に帰ってゆっくり過ごすことができていませんが、毎日LINEをくれて、試合のLIVE配信も、速報もチェックして連絡してくれる家族には本当に感謝しています。改めていつもありがとう。

家族とは別に私の大きな原動力となっているのはア女のみんなの存在。
一人ひとりが考えて行動できる、そんなア女のみんなから刺激をもらっています。その中でも昨シーズンから大きな支えとなってくれている澪奈さんと若葉の存在があります。
昨シーズンア式蹴球部女子30周年という節目で、ア女史上初のインカレ無失点優勝を成し遂げることができました。ディフェンスラインの1人として、優勝はもちろん”無失点”という部分が言葉に表すことができないくらい嬉しかったです。そしてそれを一緒になって喜んだのが2人です。昨シーズン1年間を通して、一緒にピッチに立ってゴールを守り続け、試合終了のホイッスルの後はグータッチを交わして、共に戦ってきました。でもシーズン途中に2人は怪我で離脱する期間がありました。思っていた以上に2人の存在は大きかったみたいで、サッカー的な面はもちろんきつかったですが、それ以上に精神的にきつかったことを覚えています。ちょうどその期間、関カレでは負け試合が続き、悔しい思いをする日々が続きました。負けるということは失点しているということで、CBとして情けないという気持ちが大きかったです。また、2人にも申し訳ないという気持ちもあり、様々な気持ちが入り交じって、気持ちの整理ができず何度も涙を流しました。2人もきつかったはずなのに、それでも外からずっと声をかけ続けてくれてありがとう。2人の声は間違いなく私の力になっていました。

私は今年でサッカーを始めて15年目になりますが、今まで「誰かのために頑張る」という言葉をきちんと理解できていなかったし、そういう経験もありませんでした。「○○のために」ってよくあるじゃないですか。今までどこかで綺麗事だなって感じていました。やるからには自分のためだし、余裕がなくて自分のことしか考えられなかったからだと思います。「○○のために」「チームのために」と口では言っていてもなかなかそのように思うことはできませんでした。でも昨シーズン2人がいない期間、「2人の分まで」と自然と思うことができました。初めて「○○のために」と思えた瞬間でした。それだけ私にとって2人の存在は大きな原動力になっていました。
改めて支えてくれてありがとう。

そして今シーズン。
私は今年でシーズン初めから怪我をして、約2週間の離脱。徐々に復帰しましたが、完全に復帰した週末の試合で若葉が怪我で離脱。今シーズン一緒に試合に出た回数なんて片手でおさまるくらいです。私は、シーズン初めに2人と「関カレ無失点」という目標を掲げました。だからこそシーズンを通して一緒に試合に出ることが大前提のつもりでした。もちろん私も残念で悔しかったけど、それ以上にきっと若葉の方が苦しい思いをしたと思います。それでもみんなの前では前向きで常に笑顔でいてチームのために動いてくれる。そして見えない光に向かって頑張る姿には感銘を受けました。同期にこのような存在がいることは本当に心強い。私の刺激でしかないです。

ア女にとって関カレ3試合目である神奈川大学戦、序盤に失点をして、2人との目標が頭を過ってなかなか切り替えることができなかったことを覚えています。ハードルの高い目標かもしれませんが、それでも達成させる気しかありませんでした。もうこの目標は達成できませんが、最小失点でおさえます。攻撃陣に助けてもらってばかりでは守備陣の顔が立ちません。何より、彼女が戻ってこられる最高の場所を作るために頑張ります。
私の今の原動力は彼女の存在です。

そして「誰かのために」頑張り続けることができる人でありたい。
もちろん大前提に「自分のために」。でも「誰かのために」頑張ることができる、行動できる人は強いと思う。だからこそ始めは「誰かのために」、そして最終的には「チームのために」行動できる人でありたい。それが「インカレ2連覇」という目標に繋がるように。
私はこのチームでインカレ2連覇という目標を達成させたい。

すごく個人的な文章になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

最後にはなりますが、いつもサポートしていただきありがとうございます。
これからも早稲田大学ア式蹴球部女子の応援よろしくお願いいたします。

次は主将の船木和夏さんです。
入部したては本当に怖かったですが、今ではピッチ内外で気軽に話せる存在です。
そんな和夏さんが書く文書、個人的に非常に楽しみにしています!!
お楽しみに!!!

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以上です。
本日もご覧いただきありがとうございます。
約1ヶ月間に渡って発信してきた「ア女にいる私」も残すところ1日になりました。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
明日もお楽しみに!

浦部