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4年生の想い『覚悟と責任 そして感謝』加藤希

ついに四年生の想いを書く時が来た。この日を迎えられることに、関わってくださったすべての方々に、感謝の気持ちで一杯だ。

「ア女」は常に勝利が求められ、日本一を獲ることを毎年目標としている。そんな組織に入り、私も自然と日本一を目指すようになった。しかし、本気で日本一を獲りたいと、心の底から思っていたか。自分自身が試合に出て日本一を獲りたいのか、日本一のチームに所属していたいのか。怪我と復帰を繰り返し、メンバーは勿論、みんなと同じ練習すらできない期間もある中、私はチームに所属しながらチームを外から見ていた気がする。特に一年生のインカレの時はピッチがすごく遠い気がした。普段は一緒に練習しているのに、何が違うんだろう。当時の私は、他者と自分を比較していた。自分の弱さに目を背け、まずやらないといけないことをやることで自分を落ち着かせていた。与えられたことをこなすことで、自分で選択することから逃げていたように思う。

「自分で」「選択」して「決断」する。
サッカーを通じて、私は覚悟をもって決断することの重要性を学んだ。
サッカーでは、ピッチ内で一瞬で判断し、行動を選択する。しかし、ピッチ外では、即座に判断して答えを出すのと同じくらい、たくさんの方の考えを聞き、じっくり考えて判断することも必要だと学んだ。

そのひとつひとつの選択の結果、今の自分がいる。
陸上ではなく、サッカーを選択したこと。
高校サッカーではなく、社会人リーグを選択したこと。
ア女に入部すること。
マインドフルネスを始めること。
今日のご飯は明喜屋にすること。
大小多くの選択をして、今の自分がいる。
時には、選択ミスにより多くの迷惑をかけてしまった。そのたびに、周りの人に支えられて今がある。そして、自分の決断に至るまでに、どれだけの支えや示唆があっただろう。自分で決断したと思うことも、よく考えてみれば、周りにいてくださった方々のお陰なのだと気付き、感謝の気持ちが込み上げてくる。本当にありがとうございます。

今年、私はア女で「日本一を獲る」ということを選択した。本気でじっくり考え決断した。だから、最後までついてきてほしい。ア女全員で挑戦者として戦い抜こう。全員で越えて、優勝カップを掲げるぞ🏆

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1年前のあの日、忘れもしない光景
自分たちなら日本一になれる
そう信じていたはずが
無惨すぎるインカレ初戦敗退

今年こそは絶対に日本一になる
彼女は、彼女自身の手でその「選択」をした

常に勝利が求められる組織のもとで
主将として
今までにない重圧、責任を背負いながらも
熱い言葉で
魂のこもったプレーで
チームを牽引し続けた
全ては3年間一度も見られなかった
あの景色を見るために

彼女が1年間引っ張ってきたチームで
挑戦者として臨むインカレが
いよいよ始まる
「さあ、行こう」

大森