ア式蹴球部女子4年、12番、FW、試合中はお団子してます。黒柳美裕です。
タイトルの通り、いろんなことを書いてしまって詰め込んでしまいました。それも私なんだなと。
一つに絞れなくてタイトルも決まらず、当日まで待ってくれた美月、プロモーションのみんなごめんね。ありがとう。
最後まで読んでもらえると嬉しいです。
まず初めに。
早稲田大学に通わせてくれて、寮生活をさせてくれて、サッカーをさせてくれたお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう。沢山の人に出会って、刺激をもらい、いろんな経験をしていろんな自分に出会うことができたよ。家族があっての私です。本当にありがとう。
周りを気にして他人軸だった入学時。
私は自分に自信がなかった。
ア女のおかげで自分軸になって、
自信がないわけではなくなった。
けど変わらず、自分のことがあんまり好きじゃなかった。
等身大の自分を見ることを避けてきたからだと思う。
ありのままの自分、良さを受け入れること
弱さも強さもそれを含めて私なんだと言えなかった
自分で自分を低く評価することで慢心してない自分でいたかった
サッカーができていた自分
まだ細かった時の自分
高校の時試合に出てチームの中心だった自分
すんごい経験をして
すんごい結果を残して
すんごい有名
てなわけでもない。
けど、それなりにあるプライド。
本当は誰よりも自分に期待していたのだとも思う。
自分は全然そんなレベルに達してないから、
自分はこれが足りないから
前よりもできてないし
だから仕方ない。
足りてない自分が悪い
もっと上手くならなきゃ。
悔しいけど、そんな感情を持てるまでに至っていないと押し殺した
出来ていないことに目を向けて
これを頑張ろう、挑戦しよう。
いわゆるPDCAサイクルを繰り返してきた。
けど、できてないことばっかだから
楽しい!って思えることも少なかった
あれもできないこれもできない。
自分の良さを認めることは自分を甘やかしている
認めたら慢心していることになる
だからそう思ってはいけない。
日に日に増していく
過去の自分や理想と、現実のギャップ。
ネガティブな思考回路。
誰かが褒めてくれる言葉すら耳から抜けていく。
これらが余計に自分を苦しめた。
理想を下げたら終わりだと分かってた
だから、決して下げたりはしなかった。
1番のライバルは自分
そう思ってやってきた。
でも、
私はまだまだだからと
自分を下げる必要まではなかった。
私の良さを伝え続けてくれたこと
自分で自分の評価を下げることと
謙虚であることは違うんだなと気づくことができたこと
確実にできることを積み重ねても成長できると知れたこと
私の心の持ち方が変わった。
悔しいことは悔しいと
苦しいことは苦しいと思えたこと
自然にその感情がでたこと
自分もっと上手くなれるわって思えた
自分の課題に目を向けて改善していくこと
これはマスト。
けどそれしかできないのは損だよ
と過去の私に伝えたい
自分の良いところ認めること。
これは何も慢心していることではない。
出来ていることに目を向けて
それを表す、表し続ける。
上手くいかない時こそ
得意なこと、できることを。
そしたらサッカーするのがとっても楽しかった。
自分が楽しめなきゃ!
やってる自分らも見てる人も楽しいと思わせれるサッカーこれが私の原点であり、やりたいこと。
けど、やっぱり人は
分かっていること、気づけたことを忘れて
ネガティブなマインドになってしまうことだってある
ついこの間、曽山先生に
良いことしようとしなくて良いんだよ
やれることをやればっていわれて
ハッとさせられた。
まーた忘れてたなんて思いながらも
気づけてよかった、の繰り返し。
そんなこんなで
自分と向き合って、自分軸になれて
自分を好きになりつつある。
そう思わせてくれた
ア女という環境、仲間に感謝しかない。
本当にありがとう
ありがとうございます。
組織はいろんな個が集まって成り立っている。
だからこそ、
後輩たちにはとにかく
自分自身と向き合って
自分の良さをもっともっと知って
ありのままの自分を受け入れて
自分ならなにができるか考えて
自分を大切にしてほしい。
上手くいかないときこそ。
きっとそれが組織のためになる。
これから始まるインカレ。
一人一人が良さを出して、引き出し合って
良さでお互いをカバーして
1試合1試合、挑み、越えていこう。
同期。
いろんなことがあったけどここまで来れたのはみんながいたからで、お互いがお互いを思えるこの関係性に感謝。同期がみんなでよかった。
後輩たち。
可愛くて可愛くて可愛くて仕方なくて頼もしいがすぎる。この言葉に尽きるんだけど、伝わったら嬉しいな。出会えてよかったと心から思うし、みんなの笑顔が大好きだ!!!西が丘で、みんなで、喜ぼう。
学生スタッフ。
試合に出ることはできないというけれど、みんなのケア、サポートがなかったら私たちはピッチには立てない。成り立たない。みんなは選手の一部だよ。
いつも本当にありがとう。ラストまでよろしくね。
スタッフ。
最後の最後まで信じています。
ついていきます。
嬉し涙を流したい。
ぜんぶぜんぶぜんぶふき飛ばして心の底から喜びたい!
中学のチームメイト、高校の同期、友達、大学の友達、先輩、後輩、お世話になった監督・コーチ、いつも応援してくれるみなさん。
私の姿どうか見ててください。
最後に。
早稲田がインカレを獲る。
どんな状況でも、チームのために。
自分にできることを。
覚悟を決めたあの日から
積み上げてきたものの結果が出るとき。
まだできる。まだやれる。
日々増していく組織への愛。
誰よりもこの組織を想って、行動します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
試合に出るのが当たり前でなくなった時
怪我でサッカーができなくなった時
現実と理想のギャップが彼女を苦しめた
4年間苦しい時間の方が長かったかもしれない
それでも「チーム」の為に
「自分」と戦い続けた
自分の良さも他人の良さも認め、
チームが勝つためには何が必要か
どんなときも考え続ける姿勢は
ア女に大きな力をもたらす
最後の最後までチームを想い続ける
彼女の姿を見逃すな
浦部