こんにちは。広報の森岡です。
総理大臣杯は14日の準決勝、阪南大学との試合に挑み、延長戦の末敗れ3位で幕を閉じました。
前半は阪南大の猛攻にあい、幾度とゴールを脅かされる展開となりました。
19分に1失点、その後も攻め込まれる苦しい時間が続きますがGK松澤香輝の活躍もあり失点は許さず、0-1で折り返します。
後半に入っても阪南は攻めの姿勢を崩さず、しかし早稲田も堅い守備を貫き攻撃の機会をうかがいます。
そして徐々にペースをつかみ始めた早稲田は後半21分、近藤貴司が右サイドの突破からクロスをあげると富山貴光がそれを受け、阪南DF陣に囲まれながらも落ち着いてゴール!
試合は振り出しに戻ります。
この後39分にはFW榎本大希、富山貴光を下げ秋岡活哉、上形洋介を投入するなど追い込みにかかり、DF陣も粘り強く守り続けます。ロスタイムにも怒涛の攻撃を見せるなど何度もチャンスをつくりだすものの決着はつかず10分ハーフの延長戦に突入します。
延長戦前
気合の円陣
延長前半も島田譲がキーパーと1対1の局面を迎える場面や、小松聖音がミドルシュートに持ち込む場面など意地を見せますが阪南GKの好セーブに阻まれます。
そして迎えた延長後半4分、延長前半のに投入された阪南FWが左サイドでパスを受け、DFが対応するも切り返しでかわされニアサイドへ決められ失点。
最後まであきらめず走り続けるも結局この1点が決勝ゴールとなり、試合終了を告げる長い笛がスタジアムに響き渡ります。
その瞬間、総理杯優勝、7冠という目標が崩れさりました。
前日の練習で監督から「我々が目指すものは3位でも4位でもなければ準優勝でもない。優勝しなければ意味がない。」という言葉がありました。
全国3位、この大会で私たちが得たこの称号は何の意味も持ちません。
しかし、ここまで戦えたこと、チーム全員で全国の舞台で苦しい日程を勝ち抜いてきたことは必ず次に生かせるはずです。
すぐそこに迫っている天皇杯予選、またここから強くなって笑えるように頑張っていきます。
今回の総理大臣杯ではみなさんの温かさを改めて感じさせられました。
大阪に遠征して毎日サッカーに全力で取り組める環境を与えてくださったのはOBの皆様のご支援のおかげです。
また、当日会場に足を運んでくれたみなさま、遠くからも応援し続けてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
また皆様と喜びを共有できる瞬間が迎えられるよう、より一層努力を続けてまいります。
今後とも応援よろしくお願いします。
それでは失礼します。