こんばんは、3年の井上です。
昨日、第53回早稲田大学・高麗大学定期交流戦が東伏見サッカー場で行われました。
連日雨模様の東京でしたが、高麗大学を歓迎するかのように、この日は雨も上がり伝統の一戦は行われました。
立ち上がりから早稲田が主導権を握り、21分に先制すると、その後立て続けに2点を奪い3対0で前半を折り返します。後半に入っても勢いそのままに攻め続け61分に追加点を奪います。その後は幾度となく決定機を迎えるものの決めきれず、4対0で終了し、7年ぶりの勝利を収める事ができました。
その後にはAサブによる30分一本のフレンドリーマッチも行われました。こちらも立ち上がりから早稲田が攻め続けるものの、なかなか得点が奪えない展開が続きました。しかし終盤に2得点を奪い2対0で勝利する事ができました。
どちらの試合もオフシーズンに取り組んできた成果を発揮する事が出来たと同時に、数多くあった決定機をものに出来ない点や一瞬の隙から決定機を作られる甘さなど課題も浮き彫りになる結果となりました。
後期開幕に向けて残りの1ヶ月間激しい競争ができるよう取り組んでいきたいと思います。
夜にはリーガロイヤルホテル東京で懇親会も行われました。先ほどまで激しい戦いを繰り広げていた両校がお互いをリスペクトし合い、国際交流を図りました。通訳の方にもお越しいただき、通訳を介したり、英語や身振り手振りでなんとかコミュニケーションを取ろうとする姿が見られました。
日本と韓国という、物理的な距離だけでなく政治的な距離も少なからずある中で、53年もの間スポーツを介し、繋がっていられる事は素晴らしい事であると思います。昨日の懇親会の空間にはそのような距離は全く無く、改めてスポーツの素晴しさを感じました。また、こうした交流ができるのもたくさんの方々のご尽力があってこそだと思います。このような素晴らしい環境にもう一度感謝し、日々精進していきたいと思います。
それでは失礼します。