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第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 最終節 試合結果(vs帝京平成大学)

第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 最終節
11/8vs帝京平成大学
13:00kick off

早稲田 3 (2-0,1-0) 0 帝京平成大学

【メンバー】
-前半-
鈴木、冨田、佐々木、桝田、夏目、加藤、村上、阪本、三谷、髙橋、松本
–後半-
鈴木、冨田(→浦部)、佐々木、桝田、夏目、加藤(→関)、村上(→笠原)、阪本、三谷(→蔵田)、髙橋(→廣澤)、松本

【得点】
3分 三谷和華奈
41分 松本茉奈加
75分 桝田花蓮

以下、戦評です。

第34回関東大学女子サッカーリーグ最終節が行われた。対する相手は帝京平成大学。前節の勝利で関カレ優勝を決めたア女だが、一戦必勝の気持ちを忘れずに、チーム全員で誇りをもって試合に臨んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。開始早々試合は動く。3分、ボールが右サイドの14加藤へ展開されると、テンポ良く繋ぎ11松本が中央で収めて逆サイドへ絶妙なスルーパスを通す。背後に抜け出した27三谷が、相手GKの飛び出しにも冷静にワンタッチで決め切り先制点を挙げる。勢いそのままに主導権を握りたいア女だったが、相手も縦に速い攻撃で、背後のスペースをついてゴールを脅かす。それでもGK鈴木を中心に、DF陣でカバーし合い得点を許さない。その後もア女はカウンターから得点の機会を伺うが、相手も粘り強い守備を見せ、なかなか追加点を奪えない。すると27分、相手のサイドハーフが斜めに抜け出しピンチとなるが、2冨田のカバーリングによりことなきを得る。そこからしばらく相手の猛攻に、自陣で耐える時間が続く。それでも最後のところで自由を与えず、身体を張ってゴールを守る。すると41分、ボランチを経由して一気に逆サイドへ展開すると、14加藤が相手センターバックの背後に、浮き球のスルーパスを送る。それに反応した11松本が両CBに挟まれながらも競り勝ち、放ったシュートはネットに突き刺さり追加点。2-0とし相手を突き放す。その後も集中を切らさずに試合を進め、2-0のまま前半は終了。

HTには、素早い切り替えと、個々の球際を強くして奪い切ることを確認。また、攻撃では相手を左右に揺さぶって、スペースを作ることを狙いとして共有する。集中を切らさず、結果にこだわる強い気持ちを持って後半に臨む。

後半は、スライドを早めて強く寄せ、守備から流れを掴んでいく。すると55分、7髙橋のパスに27三谷が抜け出すと、カットインからシュートを放つ。惜しくもこれはGKにキャッチされる。58分には、2冨田→28浦部の交代を行う。ボールを回してサイドを使いながら攻撃の糸口を探るア女だが、効果的な崩しには至らず拮抗した時間が続く。守備では、DFラインと中盤で声を掛け合ってリスク管理を徹底し、相手の攻撃の芽を摘んでいく。64分には、7髙橋→9廣澤の交代を行い、72分にも、27三谷→8蔵田、14加藤→18関の交代を行う。交代により勢いを取り戻したア女は、73分にCKを獲得。これは相手にクリアーされるも、こぼれを拾ってゴール前へ攻め込み、再びCKを獲得する。10村上の正確なキックに、最後は13桝田がヘディングでゴールへ押し込み得点。3-0とする。その後も攻めの姿勢を崩さず、追加点を狙いにいくア女。80分には、10村上→26笠原の交代を行う。一方で、相手も最後の猛攻を仕掛けてくる。すると84分、相手にCKを与えてしまう。際どいボールが蹴り込まれるが、GK鈴木がしっかりとキャッチしピンチを凌ぐ。試合終盤、相手の攻撃に耐える時間が続くも、最後まで集中を切らさず戦い抜き、3-0で試合は終了。

スコアとは対照的に、耐え凌ぐ時間が多い試合となったが、少ないチャンスを決め切り、関カレ最終戦を勝利で締めくくった。日々チーム全員で互いに高め合い、着実に積み重ねてきた成果が、悲願の関カレ優勝に繋がった。さらなる頂へ、現状に満足することなく、来週からもチーム全員で切磋琢磨して、進化を続けるア女の姿をみせていきたい。

戦評担当:桝田

【次戦情報】

第26回関東女子サッカーリーグ戦

第3節vs群馬ホワイトスター
日時:2020年11月14日 15:00kick off

Twitter速報有ります。

※無観客試合のため観戦はご遠慮下さい。

それでは失礼します。
吉野