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第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 第8節 試合結果(vs山梨学院大学)

第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 第8節
10/31vs山梨学院大学
16:00kick off

早稲田 5 (3-0,2-0) 0 山梨学院大学

【メンバー】
-前半-
鈴木、船木、後藤、堀内、夏目、加藤、村上、阪本、三谷、髙橋、廣澤
–後半-
鈴木、船木(→浦部)、後藤、堀内、夏目(→関)、加藤(→吉野)、村上、阪本、三谷(→笠原)、髙橋、廣澤(→松本)

【得点】
33分 髙橋雛
38分 加藤希
39分 村上真帆
83分 松本茉奈加
89分 阪本未周

以下、戦評です。

第34回関東大学女子サッカーリーグ第8節がホームで行われた。対する相手は山梨学院大学。勝てば優勝が決まるア女に対し、相手もこの試合の勝敗がインカレ出場を左右する、負けられない一戦。チーム全員が相手よりもはるかに強い気持ちをもち、試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。ピッチ中央でセットし、サイドでコンパクトにして取り切ろうとしてくる相手に対し、ア女は流動的に動き、DFラインの素速いサイドチェンジからチャンスを作り出していく。立ち上がりから流れを掴むと、5分、10分と立て続けに右サイドの14加藤が中への正確なアーリークロスを上げる。しかし、得点に繋げることはできない。11分には、5阪本が、24分には、7高橋がシュートを放つが、相手GKに阻まれる。29分には、好位置でFKを獲得するなど、多くの決定機を創り出すもゴールには至らない。しかし32分、ついに試合が動く。29堀内からのロングフィードから、相手DFがうまく対応できなかったボールを7高橋がゴールに流し込み先制点をあげる。37分には、25後藤のアーリークロスで相手CBを置き去りにし、14加藤がループシュート。2-0となる。その2分後、本日2本目のFKをゴール前で獲得。10村上が放ったシュートに、相手GKは一歩も動けず、ボールはゴールに吸い込まれ、3点目。前半は3-0で終了となる。

HTには、各ポジションごとに話し合い細かな修正を行う。リードをしているが、チーム全員でより一層気を締めて後半に臨む。

後半、点を取ろうと前からくる相手に対して、押し込まれる時間が続く。51分、相手のクロスを中央に入れられ失点のピンチとなるが、25後藤が決死のクリアで守りきる。相手のプレッシャーから、不安定なボール回しが続き、苦戦を強いられる。61分には、中央で相手にボールを持たれ、強烈なミドルシュートを打たれる。続く63分にも鋭いクロスをあげられるが、GK1鈴木がしっかりとキャッチし、ゴールを割らせない。70分、9廣澤→11松本の交代を行う。80分には、14加藤→22吉野、27三谷→26笠原の交代でフレッシュな選手をさらに投入する。すると84分、22吉野のクロスに11松本がダイビングヘッドで合わせる。後半初の得点を決め、4-0となる。85分、4船木→28浦部の交代を行う。88分、11松本の持ち味であるドリブルからCKを獲得。そのCKから、混戦の中溢れたボールに5阪本が反応。放ったシュートは相手GKの頭上を越え、得点。5-0となる。93分、24夏目→18関の交代を行う。最後の最後まで貪欲にゴールを狙い、5-0で試合終了。圧倒的勝利を収める。

今回の勝利によって目標としていた関カレ優勝を無事達成することができた。また、五大会ぶりの関カレ優勝であり、ア女の新たな歴史を刻んだ価値のある勝利となった。優勝を決めることができたのは、監督を始めチーム全員が一丸となって闘った結果であり、ア女を応援して下さる方々の日頃からの手厚い支援のもと、練習を積み重ねることができたからである。今季最初の目標達成をチーム全員で大いに喜びたい。そして、さらなる成長へと繋げていくと同時に、次の目標であるインカレ優勝に向けて、万全な準備をしていきたい。

戦評担当:渡邊

【次戦情報】
第34回関東大学女子サッカーリーグ戦

最終節vs帝京平成大学
日時:2020年11月8日 13:00kick off

Twitter 速報有無については後日ツイッターでお知らせ致します。

※無観客試合のため観戦はご遠慮下さい。

それでは失礼します。
吉野