四年生の思い
私は二年生になる時、クラブチームからア女に入部させていただきました。途中から入部をさせていただいたこと、そして、分け隔てなく接していただいたこと、この場をお借りしてア式蹴球部女子部の皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございます。
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試合に出たいけど出られない。
自分の考えと監督や選手の考えとのギャップ。
この3年間多くのことを悩み、考えました。
しかし、いくら悩んでも、考えても、状況は何も変わりませんでした。
結論「やるしかない」
悩み、考える中でこの結論に至りました。
「やるしかない」
すごく当たり前のことを言ってるかもしれません。
でも意外と難しい。
すべきことをすぐできたり、継続できている人は既に日の丸を背負っている人なのかもしれません。
私は「やるしかない」と結論に至った後、いつも自分にこう問いかけていました。
今の自分は何をしなければいけないか。今の自分に一番必要なことは何か。
これを問うことで、おのずと今のプレーと今求められているプレー、今すべきことがみえてきます。
すべきことがみえたとき、それを行動に起こすことは、勇気がいります。
しかし、勇気をもって行動出来た時は、何かしらの気づきを得ることができます。そして、その気づきから前進することができます。私はそれがわかっていて行動に移せないことが多いので、日の丸を背負うこともできないし、試合にも出られるかわからない立ち位置なのだと思います。
全ての行動は心で決まります。
絶対こうするんだという強い心を持っていれば成功する。しかし、その心の中に少しでも、迷いがあるとその行動の成功率は格段に下がる。
しかし、強い心という言葉を誤って捉えたり、過信や慢心は自己の成長を妨げます。
相手の意見を素直に聞き、それを自分の中で選択して行動する。
そして、自分と向き合って自分の心と戦う。
自分との戦いに勝つことが強い心を創り上げていく一つの要因なのだと思います。
今この時期に、
インカレで優勝する!
と考えることはチームの目的なので当たり前のことですが、
インカレで優勝するぞ!だけでは足元を見失ってしまいます。
なので、インカレで優勝することを前提に
私は残り二ヶ月、前向きに、自分自身と目の前の相手との勝負に勝ちます。
全員が自分自身と目の前の相手との勝負に勝ち続けた時、インカレで優勝していると思います。
何においても全て自分次第です。
個々がいてチームが成り立つ。己を律することが結果的にチームを律することに繋がるのだと私は思います。
当たり前のことを並べましたが、
私がア女の3年間で、強く感じたこと、思ったことです。
私はまだまだ未熟で、何も達成していません。
私の行動した結果が、インカレ優勝に貢献できることを望みます。
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「やるしかない」
そう考えていても行動に移せるのは一握りの人だ
壁にぶつかった時、
彼女は他人の意見を聞き、考え、学ぶことを疎かにしなかった
謙虚な気持ちを忘れなかった
1人では乗り越えられない壁も
仲間がいたから乗り越えることができた
仲間の大切さを知っている
だから彼女の周りには常に人が集まり
笑顔が絶えることがない
残り2週間弱と限られた中で
どれだけ勇気を持って行動できるか
彼女の挑戦が始まる
次回は誰でしょう?
お楽しみに!
それでは失礼します。
蔵田