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インカレ特集〜4年生の想い・秋山由奈〜

3年前の1月、テレビでア女が日本一を獲る光景を見てから、早稲田でサッカーをしたいと思いました。3月、それまでの環境とは違う、競技レベルの高さに衝撃を受けました。

下手な自分がここに入ったら、ただただ迷惑をかけてしまう。そう思いました。

早稲田でサッカーをしたくて合格もできたのに、実際にはビビっている自分がいました。

そんな臆病な思いはプレーにも現れ、周りに対して劣等感まみれの私は、プレーは消極的で、ミスをしないように、迷惑をかけないようにということを第一に考えていました。

しかし、チームを引っ張る4年生の姿を見ていると、「この人達のために頑張りたい」という想いを持ちました。

そして、「自分のレベルアップ=チームへの貢献」だと考え、取り組むことにしました。

これしかできないと思いました。

初めは迷惑をかけたくないという思いだったのに、気づいたら、サッカーに夢中になっていました。

目の前で起こるトラップ、パス、動き出し、シュート、1つ1つが新鮮で、感動しました。

自分ができているわけではないのに、楽しくて仕方ありませんでした。

うまくいかず、失敗続きの日々が圧倒的に多いですが、それさえも楽しくて、「これができるようになれば」と思うとワクワクしました。

毎日、日に日にサッカーがもっと好きになっていきました。

サッカー人生において、今が一番サッカーが好きですし、きっと明日の方がもっと好きです。

自分がこんなにサッカーにのめりこむとは思っていませんでした。

引退するその時まで、私は成長し続けたい。

これまでの私は、学ぶことの多いこの環境で、学んでいることに満足していたように思います。

学んでいただけで、自分のものにできたのか、成長できているのか、どうなのか。発揮してこそ学びは活かされる。もっとチャレンジしていく必要があります。

そして、感謝の気持ちをエネルギーにして残りの時間を過ごしたい。

チームを引っ張る同期、気づきと学びを与えてくれる後輩たちに背中を押さていること。

私のロールモデルとなり、多くの場面で支えてくれた先輩がいること。

スタッフ、トレーナ-、大学の方がいることで私達が当たり前のようにサッカーできていること。

いつも応援し、後押ししてくれている家族。

私がサッカーをする理由の一つである両親。

私に関わってくれているたくさんの人々。

私はア女で本当に素敵な4年間を過ごすことができています。

いつも、今までも、これからも、本当にありがとうございます。

支えられてばかりの私ですが、4年生として、チームに結果を残します。

ありがたいことに、今年も日本一へ挑戦することができます。

たのもしいことに、ひたむきにサッカーに取り組める仲間がいます。

私はもう一度、日本一になりたいです。

はなを日本一のキャプテンにしたいですし、喜ぶ仲間たちを見たい。

集大成として、日本一をとって、次のステージ、そしてア女next generationsにつなげたい。

だからこそ、

自分のやりたいこと、なりたい姿を追求してください。

そしてそれをチームに順応させてください。

そうすれば、本当の信頼が生まれます。

難しい課題を前にした時、逃げずに踏ん張って自分に仲間に向き合おうとする人たちがア女にはたくさんいます。そんな人達のいるア女という組織は強いはずです。

日本一になりましょう。早稲田大学の応援、よろしくお願いいたします。

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「ア女でサッカーをしたい」

そう決意して入った4年前

それだけではうまくいかず、

他人と自分を比較しやるせなかった、しかし

「サッカーを楽しむ」こと

「感謝の気持ち」を忘れず

現状の自分に満足せず、

さらなる高みを目指して日々努力してきたからこそ

彼女は仲間から愛され、信頼される

時として仲間を笑わせてくれる

そんな彼女と戦える最後の大会

「頂」を掴むしかない

以上です。

次は誰でしょうか?

次回もお楽しみに〜

蔵田