こんにちは、3年の井上です。
本日第94回早関サッカー定期戦が神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われました。関西学院大学は一昨年の四冠から一転、昨年は無冠に終わり、一方の早稲田も関東2部降格と不遇のシーズンを送りました。そんなシーズンからの再起をはかる両校がお互いのプライドをかけてぶつかりました。
また、この一戦に先駆け前日の11日にはサブ組同士の試合が行われました。
前半は幾つか決定機を作るものの決めきれず、逆に終了間際に一瞬の隙を突かれて失点を喫し、一点ビハインドで前半を折り返しました。
後半立ち上がり、前線からの激しいプレッシャーが機能しリズムを掴むと、立て続けに得点を重ね逆転勝利を収めました。結果的に5対1で勝利し、良い形でトップチームに襷を繋ぎました。
そうして迎えたA戦は、立ち上がりから関西学院大学の猛攻を受けます。しかしその攻撃を耐え凌ぎコーナーキックの機会を得ると、そのチャンスで得点を奪い先制します。その後は一進一退の攻防が続きますが、GKやCBを中心に守り切りハーフタイムを迎えました。
後半立ち上がりに決定機を迎えるものの決めきれずにいると、徐々に相手にボールを支配される時間が多くなっていきます。そして相手の攻撃に耐えきれず同点に追いつかれてしまいます。その後もお互いに決定機を作るが得点は生まれず、1対1の同点でこの伝統の一戦を終えました。
試合後には両校による懇親会が行われました。そこには先程まで激しい戦いを繰り広げていた両校の選手達の、お互いを讃え合い歓談する姿がありました。また両監督が総理大臣杯やインカレの決勝でこの早関戦を実現すると誓い合いました。
今年で94年目を迎えた早関戦。Aサブ戦が行われた3月11日の東日本大震災や阪神淡路大震災、東京大空襲など、その長い年月の間には様々な事がありました。それでもこうして関東と関西で繋がっていられる事は凄まじい事であります。また、そうした震災により、道半ばで夢を諦めざるを得ない人達が多くいた中で、こうして私達は夢を追いかけ続け、当たり前にサッカーをする事ができています。この環境に改めて感謝し、東伏見の地に戻ってからも強い想いを持ち続けて1日1日を過ごしていきます。
それでは失礼します。